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【コーヒー】美味しいブレンドの作り方

僕は今、京都でLaughterというコーヒーショップを運営しています。

お店で豆を買って、ご自宅で淹れて飲んでいるという方も多いのではないでしょうか。お気に入りの何店舗かで豆を買って、日替わりで楽しんでいるという声も聞きます。

しかし、買ってきたコーヒー豆をぴったり使い切るのは中々難しい。
そんな時、家にある半端な豆を混ぜてブレンドにして飲み切っている方もいらっしゃるのでは?今回はそんな方に向けて、最高のブレンドを生み出すヒントをお届けします。

①ブレンドの方向性を決めよう

まずは、目指す味わいの大まかな方向性を決めましょう。苦めが良いのか、酸味や果実感がある方が良いのか。ここが決まれば、使う豆や配分が決まってきます。
もちろん、苦めが良ければ深煎りの豆が多くなりますし、酸味や果実感を際立たせようとなると浅煎りの豆が多くなります。

②混ぜる豆は3種類までにしよう

「blend」が「混ぜ合わせる」という意味の通り、ブレンドの醍醐味は異なる個性を持つ豆を混ぜ合わせ、新しい味わいを引き出すことです。
しかし、ただ闇雲に混ぜ合わせれば良いわけではありません。混ぜ合わせる豆は最高でも3種類までにしましょう。
絵の具を混ぜ合わせるとき、色を入れ過ぎると最終的に黒色になってしまうように、コーヒーのブレンドも種類を増やし過ぎると段々とぼやけた味になってしまいます。
僕も日々様々なブレンドを試していますが、混ぜ合わせたそれぞれの豆の個性が出つつも、ブレンドとしてまとまりのある味を作れるのは3種類までが限界かな~という感じです。

③困ったら深煎り

浅煎りの豆はそれぞれの個性が強いので、少し難易度が高くなります。特に浅煎り同士のブレンドはそれぞれの味わいがぶつかってしまい、2種類だけでも味がぼやけてしまうことも。
深煎りの豆は味を調える調整役として機能してくれます。困ったら深煎りの豆を使ってみましょう。

④とにかく楽しもう

一番大事なのは、難しく考え過ぎずとにかく楽しむこと!うまくいってもうまくいかなくても。恐らくそのブレンドは世界であなただけが作った唯一無二のもの。
あなたなりの完成で作り上げた一期一会の味わいを存分に楽しみましょう~!
ぜひ、あなたのお気に入りのブレンドも教えて下さい☕

「書く仕事をゲットする」を目標に、「日本一書くバリスタ」として、日々コーヒーの事や趣味について綴っています。
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三輪浩朔(みわこうさく)@コーヒーショップLaughter(京都)
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