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「自分の心」をしっかり守る方法: 「くやしさ」「悩み」「モヤモヤ」が消えていく 読書感想文
加藤 諦三先生の著書はいくつか拝読しているが、はっきり言って救われない。
メンタルが落ち込むので心身の調子が良いときに読むことをお勧めしたい。
なぜ読むのか。
親に愛されずに育てられた人間。未熟な親に育てられた人間。
そういった人々がどういう状態なのかを文章化・可視化してくれている。
無知の知といものかもしれない。
あらゆる感情を封じられ、思想さえ抑え込み、常に怒りを抱え、自身の中にうっ積させながら表面上は良い人間として振る舞う。
クソ人間だ。全く私自身に当てはまる。読んでいてとても辛い。
そしてこの闇は、まともな親に育てられた人間には決して理解できないことを知る。
愛され健全に育てられた人間とは人種が違う。
冒頭では救われないと書いたが、この本では少々対処法が書かれている。
頭の中で再生されるのは過去の悪い親子関係だ。
そんなものに惑わされるな。というような内容だ。
自己啓発本を貪るように読んでいるが、大抵は「”今”に集中しろ」と必ず書かれている。
苦しい過去がある人間は、ない人間と比べて集中に注ぐエネルギー量が違う。
同等に扱われるのは不平等ではないか?
深い絶望を味わうかもしれない。
ただし通らなけばならない道だ。
無知の知だ。
もっと自身を文章化してほしければこちらの本をお勧めする
これは本当にメンタルの調子が悪くなる。