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~家族~ おばあちゃんの大腸がん検査 #5

少し涼しい気がした大阪。
TAKです おばんです。

入院2日目、おばあちゃんの内視鏡手術の日。
何時に始まるのか分からず、とりあえず面会時間が終わるギリギリに行ってみると、ちょうど車椅子に乗って看護師さんに押されながら帰ってくるおばあちゃんと会えました。

「初めて乗ったなぁ」と、

車椅子に乗ったことをテーマパークのアトラクションに乗ったかのように話す、おばあちゃんが愛おしかったです。

最初の病院で「これは癌だよ」と言われて、ガーンとなっていたおばあちゃん。

別の病院で検査をし、あらためて内視鏡手術を受け無事退院することができました。
2週間後の診察でも、
「その後も異常無いようだし、取ったものも良性でしたから問題ないですね」と、
優しい主治医に言われてほっとする、おばあちゃんと孫。

最初の病院で、鎮静剤も冷めやらぬ間に、癌宣告を受けた記憶は本人にはなく、もはや自分の記憶が間違っていたのか?と思えてしまう自信のない私でしたが、
とにかく終わりました。

退院した帰りの車の中で、「良かったねぇ」と、

私が言うと、

おばあちゃんは、「何も心配してなかったよ」とケロッとした顔で曰いまして。

帰りに「花(仏壇用)買うから待ってて」と、車で私を待たせ、

なかなか帰ってこないなぁと思っていたら、エコバックを抱えて戻ってきました。

「カバン持つよ」と言い、私がエコバッグを持つと、

おばあちゃんは、ニタァ〜っと笑って、
「お菓子買ってきた」と、嬉しそうな顔をしてお菓子を買い込んできたことをカミングアウトしました。

可愛すぎるやろ、85歳。

今まで我慢してたんだなぁ〜とつくづく実感。

「どこが心配してなかってん!」と、

心の中でツッコむ孫。

一緒に寄ったスーパーでは、巻き寿司やバッテラ(サバ寿司)を選んで買っていました。

そんなに食べれるなら、もっとちゃんとお祝いしたのにと反省する孫。

おばあちゃんは、入院する日も退院してから1週間休んだ後も、
「これは仕事やな」と言いながら、猛暑の中を自転車に乗りプールに通っています。

プールから帰ってきて一息ついた時に、一緒にアイスを食べる。

普段、間食をしない私に新しいルーティンが生まれてしまいました。

この夏、一生分の、あずきバーを食べた気がします。


おばあちゃんには、まだまだ元気でいて欲しいなと、孫は切に願うのでした。

感謝しかない!

そんな感じ♪

Shalom!

TAK

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