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~読書感想文は苦手だけれど #1~ 「あなたはここにいなくとも」 町田そのこ

朝の散歩で、手をふぅふぅしながら温める季節がやってきました。
石巻から、TAKです おはようございます。

家の近くで見れる鴨の数が増えてきました

読書感想文を書くのが下手

さて、本を読むのは好きだけれど、本の感想を書くのは苦手な私。

されとて、書かなければ苦手なまま。
と言うわけで、先日読み終わった本のことを書いてみようと思います。

「あなたはここにいなくとも」 町田そのこ

町田そのこさんの本は、いつも私を不思議な感覚に導きます。

その時の自分の状況に似たテーマがストーリーにあることも多く、この本にもそういったものがありました。

出会いと別れが描かれた、5篇の作品。

図書館でお借りしました

自分的あらすじ

5篇のお話それぞれに、物理的に何かを手放すユニークな登場人物が出てきます。

手放すことが、必ずしもその人の記憶から大切な何かを忘れることや、思い出を捨てることではないと言うこと。
そう言った行動に出るそれぞれの登場人物の想いが描かれていて、その人の近くには、その想いに引き寄せられる人たちが現れます。

感じたこと

私自身も、今、この石巻生活でニートの引きこもり状態になっている日々をどうすれば良いのか迷うところがあり、少し前にたくさんの物を手放しました。

その中には、お世話になった車もありました。

別れは、突然やってきて、あっという間に過ぎ去ります。

もう、そばに車はないけれど、私の中にはその車を通して得たたくさんの思い出があります。

ものを持ちつづけていることだけが、その思い出や物を大切にすることではない。

そんな気持ちが改めて、湧き上がってきました。

大切なひとを大切にすること
大切なものをどう大切にするか

失ってから気付く前に、今一度、深く考えながら生きていきたい。
そう思わされた1冊でした。

そんな感じ。

Shalom! 

TAK 

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