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感想『話すチカラ』安住紳一郎・斉藤孝

『話すチカラ』安住紳一郎・齋藤 孝著♪感想文
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面白くて3回読みました。読む度に違う学びがあります。安住アナウンサーと、彼の母校・明治大学の恩師、斉藤孝先生の対談。私の学びは3つ。

1.仕事で良いアウトプットをしたかったら、その3倍のインプットを心がける
安住さんや斎藤先生くらいの人もそう言っているので、私も読書や新聞を読むのを楽しく頑張って、良い授業をし、良い教材を書こう♪と、励まされました。また「インプットはアウトプットの手段で、インプットが目的ではない!」…全くその通り。これを意識して生徒に言葉かけします。独自の情報網を持つこと、ラジオの活用なども、良いアドバイスでした。

2.人の集中力が続く時間は15秒
斉藤先生は授業の最後、学生に必ず15秒でその日の授業の感想を言わせるそうです。「え~、あの~」などの言葉(filler)を発さず、語尾を曖昧にせず、本当に大事な事だけビシッと言う訓練になりそうです。一流のアナウンサーは最後の3秒のまとめが上手いそうで、細かい所にも気を抜かず神を宿らせるプロ精神の学びになりました。

3.「抽象と具体」「wide and narrow」
趣味は?と聞かれて「ロック音楽です」と答えるより、
「布袋寅泰さんの人差し指のつま先にしびれます!」と答えると、情熱が伝わるそうです(笑)
つい先日、英語の授業で志村けんさんのニュースを読んだ時、「バカ殿様の元にETが訪れて、自転車に乗るお話が大好きなのよ!」と熱く語りだす私を、生徒達は楽しそうに聞いてくれましたが、志村さんへの愛が伝わったのでしょうか…(笑)

話すお仕事をしている人はもちろん、本が好きな人にもお薦めです。


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