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椿日記(エッセイ)

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マガジン名は「椿日記」という私のブログから。大切なものを書き綴るエッセイ。旧ブログ▷ https://ameblo.jp/yomoukakou-takusan/
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2024年10月の記事一覧

なぜか惹かれるチェコ語

なぜか惹かれるチェコ語

ごきげんよう、國枝志帆です。

チェコ語に一日5分触れています。
可愛い人形が
旅行で役立つチェコ語を
教えてくれる動画を見つけたのです。

なぜチェコ語かというと、

「英語以外に何か一つ言語を学ぶとしたら
何がいいかな?」と自問したときに、
一番に浮かんだのがチェコ語だからです。

音がポテポテしていて可愛くて、
なんか好きなんですよね。

おもちゃ箱やオルゴールみたいな響きに
聴こえてときめ

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MDクリームのノートリフィル

MDクリームのノートリフィル

ごきげんよう、國枝志帆です。

小さいノートがほしくて、
MDクリームのリフィルを買いました。
トラベラーズノートパスポートサイズの
リフィルです。

薄くて小さいクリーム色のノート。
シンプルなデザインが好きで、
トラベラーズノートにはセットせず使ってます。

開くとこんな感じ。
これは扉ページですね。
中のページはクリーム色の無地です。

見るたびテンション上げたくて、
エミリ・ディキンスンの

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コスモスと文具ブログ

コスモスと文具ブログ

ごきげんよう、國枝志帆です。
間違って消してしまった記事に
旧ブログの内容を加筆して再投稿します。

晴れた秋の午後、
ピンクと紫のコスモスが
光を透かしながら風に揺れていて、
とても綺麗でした。

コスモスってゆらゆら揺れますよね。

風にあらがわず、
吹かれるままに揺れるのが可憐で、
透けた花びらが光っているみたいでした。

細い茎と薄い花で風を受け流し、
咲き続ける強さも好きです。
花言葉が

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選挙の投票用紙は紙ではない

選挙の投票用紙は紙ではない

ごきげんよう、國枝志帆です。

選挙の投票用紙。
文具マニアはこの言葉だけでときめきます。
そう、書き心地がいいですよね。

実は紙ではないってご存じでしたか?
私はさっき知りました。
ユポという合成紙だそうです。興味深すぎる。

以前から投票用紙を折っていいのか、
折らない方がいいのか、
ひそかに頭を悩ませていました。

が、このユポという用紙の凄さはそこです。
なんと「折れにくい」のが特徴で、

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インクだくだくを味わいたい

インクだくだくを味わいたい

ごきげんよう、國枝志帆です。

万年筆についての細かい萌え。
インクをペン先から吸入した直後は
だくだくに出やすく、書き心地がいいです。

だくだくの書き味といつもよりムラのある色を
楽しみたいがために、
ほぼ日手帳に日記を書きます。

ほぼ日の紙(トモエリバー)は滑らかで、
インクの吸い込みがゆっくりなんですよね。
他の紙よりだくだくを味わいやすいんです。

インク好きには伝わるでしょうか、

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今川焼きはコーヒーにも合う

今川焼きはコーヒーにも合う

ごきげんよう、國枝志帆です。

母がくれた御座候をおいしくいただきました。
私の住んでいるところでは御座候ですが、
全国的には大判焼きですね。

関西では回転焼き、
関東では今川焼きと呼ばれることが多いそう。
「なんで今川なんだろう?」
ずっと気になってたので、調べてみました。

今川焼きは、
江戸時代に神田今川橋付近にあったお店が
最初に発売したそうです。

東京の地名が由来なんですね。
武将の

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インクに溶ける季節

インクに溶ける季節

ごきげんよう、國枝志帆です。

万年筆のインクを変えるのは年4回、
一つの季節を共に過ごし、
季節の変わり目にインクを変えます。

なので、
ノートに書いた文字を見るだけで
「紫陽花ってことは2019年の春だ」などと
記憶が鮮やかによみがえります。

インクの文字に季節が溶け、
記憶も感情もそこに在る感覚です。

同じインクを一年近く使ったこともあります。
が、あっというまに一年が過ぎた気がしたの

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愛されていて欲しい物語

愛されていて欲しい物語

ごきげんよう、國枝志帆です。

愛されていて欲しい人がいる
なんて贅沢な人生だ

SUPER BEAVER『東京』

とても好きな歌詞です。
「愛されていて欲しい」って
まったく制限のない愛のような気がして。

たとえ「愛してる」自分がいなくなっても
自分のいない世界で「愛されていて欲しい」と
思う大切な存在がいたら、
それはたしかに贅沢な人生です。

私がそう思う対象は家族や友人。
それから、

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少女に贈る色彩雫

少女に贈る色彩雫

ごきげんよう、國枝志帆です。

六花のインクがあまりにも
可憐な少女に似合いそうなので、
私的「少女に贈る色彩雫3色セット」を
選びたいと思います。

雪の結晶がインクになったような青インク
「六花」、

青から紺に変わる色の変化が愉しい
「深海」、

華やかで落ち着きのあるワイン色
「山葡萄」

以上の3色ですね。

どの色も落ち着きがあって、
文字を書いても読みやすく、
書いていて愉しいインク

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六花のインクは冬の青

六花のインクは冬の青

ごきげんよう、國枝志帆です。

色彩雫のミニボトル売り場を
久しぶりに見たら、
もう3色セット売りじゃないんですね。

単品1,100円になってました。
3色セットだと思い込んでいたので、
売り場で激しくキョロキョロしました。

びっくりしましたが、
一本ずつ買えるようになったのは
嬉しいことです。

六花
ーーーーーーーー ↑すごくほしい ↓できればほしい
春暁
山栗
二本目の冬将軍
三本目の山

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雪の結晶のインク

雪の結晶のインク

ごきげんよう、國枝志帆です。

新しく買ったインクは色彩雫の六花です。
さっそく使ってみて、
その美しさに一日テンション上がってました。
絶妙に冬っぽい色。

使う前は「月夜と似てる?」と思ってましたが、全然違います。
月夜よりも青が強くて明るい色。

なにより纏っている空気が違う。
名前の通り、六花は雪を感じます。

雪空でも雪景色でもなく、
雪の結晶の繊細な美しさが
インクになっている感じです

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クリームチークが好き

クリームチークが好き

ごきげんよう、國枝志帆です。

シンプルなクリームチークが好きです。
ブラシを使わなくてよくて、
指先に取ってぽんぽん乗せるだけで
ふんわり色づくところが好き。

最近、
手軽にメイクしたい日は
BIJOUMの桃真珠をチークとして使ってます。

アイシャドウですが、
ふわっとしたムースみたいに柔らかいんです。
まぶたにも頬にもブラシではなく、
指で塗るのが心地よくて好き。

頬に使う場合は、
クリ

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季節ごとにインクを変える

季節ごとにインクを変える

ごきげんよう、國枝志帆です。

季節ごとに万年筆のインクを変えます。
「この冬を一緒に過ごすインクは……
君に決めた!」みたいな決め方です。

今までの四季のインクを振り返ると、

春は、透明感のある稲穂や露草、
夏は、夏の花である紫陽花や朝顔、
秋は、ワイン色の山葡萄、
冬は、グレーの冬将軍や霧雨。

印象に残っているのは
季節と合っていて心地よかったインク。
すべて色彩雫です。

秋冬は文房具

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好きなメモは原稿用紙の裏

好きなメモは原稿用紙の裏

ごきげんよう、國枝志帆です。

文具オタクとして
色んなメモを使った結果、
一番使いやすいメモは原稿用紙の裏でした。

めちゃくちゃ個人的な意見です。
なぜかというと、
私は万年筆で小説を書いているからです。

質のいい原稿用紙を買ったものの、
小説『盗作家』を書いているときに
原稿用紙の升目を見ると苦しくなってしまい、
使ってない原稿用紙が束になってました。

なんとか使いたいけど、
小説が書け

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