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【おすすめの書】なぜ、自己啓発本を読んでも成功しないのか?の重要ポイント⑦

苫米地英人さんは自己啓発の分野では
最も有名で第一人者と呼べる方だと思います。
その苫米地英人さんの本の出版に携わり、
多くのベストセラー本を産み出した
元フォレスト出版の編集者だった
長倉顕太さんが書かれた本がこちらです。

この本の中から重要だと思ったポイントを
紹介させていただきたいと思います。

ポジティブシンキングという罠

結局、多くの人が「他人の夢」をめざし、あきらめ、
さらに自己重要感を与えてくれる別の「他人の夢」
に人生を乗っとられていく。

それをくり返しながら人生の大切な時間を過ごしてしまう。

しょせん、「他人の夢」は他人のものであり、
「すごい人」はすごい人なわけであり、
けっしてあなたではない。そろそろ、
このことに気づかなければならない。

もっと言えば、「他人の夢」も「すごい人」も
あなたの人生とは何の関係もない。

このことをしっかりとわかっておくことが
自分の人生を生きるためには重要だ。
なぜなら、あなたの人生は、あなたの考えで、
あなたの足で、歩くことができるからだ。
歩きながら見えてくる景色を、
あなたの感性で楽しむことができる。

「他人の夢」に侵されている人は、
上ばかりを向いて、下を見ないで
生きようとしてしまいがちである。

そうやってポジティブシンキング教のように、
「良いところしか見ない」みたいなものに惹かれていくのだ。
良いところばかりを見ることを信じ込まされ、
自分で考えたり、自分で選択したりする能力が削がれてしまう。

今でも全国の書店で山ほど見かける
「引き寄せの法則」系の著者たちに影響を与えてきた
『The Science of Getting Rich』という1冊。
1910年、ウォレス・D・ワトルズによって書かれた。
この本には、次のような論が展開されている。

Do not ask why these things are true,
nor speculate as to how they can be true;
simply take them on trust.
The science of getting rich begins with the
absolute acceptance of this faith.
(なぜそれが真実なのかを尋ねたり、
どうして真実でありうるのかを、
あれこれ考えてはいけません。
ただ信用して受け入れてください。
「お金持ちになる科学」はこれを絶対的に
受け入れることからはじまるのです。)
『富を「引き寄せる」科学的法則』
(山川紘矢・山川亜希子訳、角川文庫刊より)

この本には引用したようなウォレスの持論が、
「これでもか!」というくらいに述べられていて、
とにかく信じろ、受け入れろと読者に訴えていく。
そして、ひたすら「ネガティブなものは見るな」
という内容が書かれている。

20世紀初頭に書かれた古典的な自己啓発ものは、
だいたい同じような感じだろう。

もちろん、それぞれの本によって言い方、
書き方は変えられているが、
「より高い能力」
「より大きい成功」
「より充実した生き方」
「より優れた人格」
などの口上が通り一遍にうたわれていて、
「生きがい」「決断力」「思考法」「成功哲学」
「セルフコントロール」「対人関係」「不動心」
「リーダーシップ」などの原動力がいかにして上がるのか、
あの手この手で書かれ続けてきた。

なぜ、自己啓発本を読んでも成功しないのか?(光文社知恵の森文庫)

ポジティブシンキング・・・
これは邪気発生源です。

これを実践すると自分で思考する力が無くなり、
他人軸で生きることになってしまうからです。
他人軸=邪気発生源ですね。

自己受容から遠ざけ、邪気発生源へと誘うものだから
邪気発生源になってしまったのでしょう。

現在でも新しいスピリチュアル本や
引き寄せ本が出る度に買っている人がいると思います。
そこに書かれていることを実践?して
本当に同じような結果になると思っているんですか?
何となく自分にも出来そうな気がして、
結局できなくて、夢(他人の夢)を捨てきれず、
また同じような本が出たら買ったりしてませんか?

上手くいくわけがないんです。
他人軸=邪気発生源ですから。

もうやめませんか?
他人軸で生きることを・・・

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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