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【おすすめの書】なぜ、自己啓発本を読んでも成功しないのか?の重要ポイント⑩

苫米地英人さんは自己啓発の分野では
最も有名で第一人者と呼べる方だと思います。
その苫米地英人さんの本の出版に携わり、
多くのベストセラー本を産み出した
元フォレスト出版の編集者だった
長倉顕太さんが書かれた本がこちらです。

この本の中から重要だと思ったポイントを
紹介させていただきたいと思います。

「ありのまま」で良いわけがない

話を自己啓発に戻そう。

独立してセミナーや講座をやっていく中で、
あまりにも決断できない人、
不安感ばかりを抱いている人が多いことは先にも書いた通りだ。

「ありのままの自分でいい」
「そのままのあなたでいい」
「もっと自分を好きになろう」

別にこれらの言葉自体に責任があるわけではない。
さまざまな本質を知ったうえで使う言葉なら、
その真意も有効に活用されることだろう。

しかし、この言葉を真に受けた大半の人たちは、
現状の不安だらけの自己を「それでいいんだ」と肯定してしまう。
本来の本質的な「自己重要感」も持てないのに、
現状の自分を肯定してしまうのだ。
恐ろしいことだと思わないか?

そうやって自分の周りにあるものに踊らされながら、
それでもまだ心のどこかで、頭の中で、
「一流」になれることを夢見てしまっている。

そして妄想の「一流」と自分の目の前にある現実との
あまりのギャップに、勝手に疲弊し、勝手に精神を錯乱させ、
素直さや純粋さも消えてしまって、
人生を投げ出してしまうのだ。

こんなの、あり得ない!
あってはならないでしょ!

「世界」は遠くにあるわけではないってことに、
そろそろ気がつきたいと思う。
踊らされてばかりの人生に、
ぼちぼち終止符を打とう。
さようならをしよう。

再三、書いているように、世の中の成功法則の基本である
「ポジティブシンキング」を間違えて使ってはならない。
この流れの大半はアメリカから入ってきたものだ。
自己を間違って操作されてしまうことに気づいたほうがいい。

世の中に広まっている古典的な自己啓発をベースとした成功法則は、
はっきりいって機能していないんじゃないだろうか。
たしかに上位の人たちは急激に資産を増やしたかもしれないが、
その他の多くの人は大した成長をしていないどころか
生活が苦しくなっているアメリカの現状がそれを物語っているだろう。

くり返し書いておくが、私は何も古典的な自己啓発が
悪いと言っているのではない。
それを使う側の人間のレベルが、
あまりにも低すぎることに警鐘を鳴らしたいのである。
本当の意味でトップ1%に入る人たちは、
人を甘やかすような成功法則なんかは信じていないってこと。

これだけグローバルな社会になり、
戦争が世界規模で激化しているのに、
「もっとほめなさい」
みたいな教育が通用していないのと同じように、
人生においても両手放しの甘ったれた意識など通用しないのだ。
実際、アメリカのアイビーリーグをはじめとする
名門校などの受験戦争は世界規模で激化している。
これはそのままビジネスの世界でも同じで、
明らかに競争は激化しているのに、
「今のままで素晴らしい」
みたいな教えは、かえって落ちこぼれを量産するだけだ。

上位1%のうまくやっている連中は、
すべてをポジティブに考えたり、
ほめたりする思考を推進するふりをしているけど、
結局は、自分たちはそんなものは信じていない
ということを述べているように思えてならない

人類の歴史上、支配層のほうが圧倒的に少数であり、
彼らは残りの99%を支配するために
情報をコントロールしてきたと考えるのが自然ではないだろうか。

なぜ、自己啓発本を読んでも成功しないのか?(光文社知恵の森文庫)

私にはここに書かれていることが
正論に思えて仕方ありませんでした。
ありのままでいいわけがないと思います。

自己受容という点では
「ありのままの自分」を受け入れることは重要です。
あくまで一旦受け入れるという意味です。
そして、そこから新たに動き出すことが重要なんです。

「ありのままの自分でいい」
「そのままのあなたでいい」
「もっと自分を好きになろう」

こんなの自己受容ではありません。

インチキ自己肯定=自己肯定感=邪気発生源です!

1つ注目していただきたい文章があります。
こちらです。

この流れの大半はアメリカから入ってきたものだ。
自己を間違って操作されてしまうことに気づいたほうがいい。

自己啓発やスピリチュアルも関連していると言っていいでしょう。

関野通夫さんの著書、日本人を狂わせた洗脳工作には
このように書かれています。

GHQ(マッカーサー総司令部)は日本を軍事的に征服したうえで、
日本民族から記憶を奪い、精神を破壊して、
占領を終了した後も、未来永劫にわたって
アメリカの属国としてつくりかえるために、
日本に対して全面的に歴史戦を開始した。
WGIP(War Guilt Information Program戦争についての
罪悪感を日本人に植えつけるための宣伝計画)は、
日本をアメリカに隷属させる計画の柱だった。

日本人を狂わせた洗脳工作

自己啓発本に書かれていることは
ほとんどの日本人には合わないと言っていいでしょう。
スピリチュアル=ニューエイジ・占い・ヨガなども
日本人の精神を破壊するために押し付けたもの
と言って過言ではないと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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