見出し画像

パリで新しくやってみたこと(2025年2月)

パリに赴任してそろそろ1ヶ月が経つところ。そろそろ生活にも慣れてきたと同時に、放っておくとマンネリ化してしまう気もしたので、なんでも良いからその日新しくやってみたことを記録することにした。そのうちのいくつかをnoteに書いてみようと思う。

Vélib契約

いたるところにある。ハンドルにロック用のチェーンが隠されている。

Vélib’というのはシェアサイクルの名前で、パリ版Hello Cyclingだと思ってもらえれば良い。パリの道路事情は非常に悪いうえに、一見さんお断りな感じで交通ルールが意味不明なのだが、チャリの方が早いケースもままあったりするので、試してみることにした。

インストールまでは若干手間取ったが、ある自転車にはすぐ乗れて、いたるところにある空きスタンドにすぐ返せるので便利ではあった。

一通は自転車にも適用されるのか、などよくわからない点も多く、おっかなびっくりの初サイクリングではあったが、ひとつ手駒が増えたのは嬉しい。

ルーブル年パス購入&ルーブル美術館へ

€80と決してお安くはないのだが、予約なしで入れる、優先レーンから入れる、4回行けばモトが取れる、他の施設も結構割引になるなどから割高感はないよという話を聞き、購入して行ってきてみた。

ふらっと行ってサッと入れるというメリットもそうだが、いつでも行けるから好きなものを自分のペースで好きに見よう、と心のゆとりができることのメリットが、より大きかった。文化的って感じ〜。

とりあえず探して見に行った。

スタンダップコメディを観る

2年間でスタンダップコメディの舞台に立つというのを目標にしているので(追いつめるために色々なところで言っている)、とりあえずやっているところに行ってきた。いじられたくはなくて、そんな時には俯いていた、という情けない観客ではあったが。

ここに立つのが目標かあ〜と思うと気の遠くなる話ではあるが、少しずつ分かるとともにネタも考えていきたい。笑いとは、と考える非常にいい機会であった。

ここに立つことができるのか??

リール旅行

最近ワインばかり飲んでいたので、ビール党としてはちょっと物足りなくなり、フランスの北の端、ベルギー国境に程近い、リールという街に行ってきた。

ここはベルギーに近いということもあり、フランスでは珍しくビールのほうが飲まれているエリアとのことだ。クラフトビールも多いらしい、と聞いてウキウキして行った。

一軒目

1軒目は、Beerstro - Taverne Moderne Lilleという店。いろんなビールを自分で注げる。IPAを飲んだかな。料理は牛肉をビールで煮込んだカルボナードフラマンドというやつ。とってもうまい。自分はただ牛肉を酒で煮込んだ料理が好きなのだとわかる。赤ワインで煮込んだブフブルギニヨンも好きだし、肉じゃがも大好きだ。

二軒目

街の中を紹介する前に2軒目を紹介してしまうと、こちらは駅前の3 Brasseurs Lille(実はチェーン店らしいが)。店でビールを作ってるらしい。確かに、小規模なブルワリーにある感じの元気のある感じの味わいのビールであった。写真のように好きな何種類かを選んで少しずつ試せるのが良いところ。写真の4種の他に10種試せるやつもあるが流石にやめておいた。
料理は、あれは何だったんだ、ポテトとカルボナードフラマンドの上にチーズを乗せて焼いたもの、としか言いようのない凶暴な料理を食べた。

白いツルッとしたくまで有名なポンポンの作品。意外。
画鋲踏んだ天使
昔の証券取引所みたいなところ。今は古本市が開催されている。
こんな街並み

ビールを飲んで飯をたらふく食っている間には街を散策した。非常にコンパクトな街なので、半日くらいでも十分回れると思う。落ち着いた良いまちだった。美術館はルーブルについででかいらしい。見応えがあってよかった。空いてるし。

トイレ詰まり&解消

家のトラブルも少しずつ経験している。写真はないが「その量で??」というくらいあっけなくトイレが詰まった。そしてリール行きの電車が迫っていたので、1日その状況を放置せざるを得なかった。なので実はリール中ずっとトイレのことばかり考えていた。つまりやすすぎるフランスのトイレの貧弱さと、流せると思った俺の愚かさと。

とはいえこれはスッポンを入手することですぐに解決できた。もし説明しなきゃいけなくなった場合に、何と説明すれば買えるのか、日本語ですら正式名称知らないのに、と悩んだくらいかな。頻出のトラブルのようで、ホームセンターでも何でもない普通のスーパーで普通に売っていた。

バスルーム換気窓破損&修理

トイレが詰まったのと同日、換気窓を開け閉めするレバーみたいなところが取れた。なんで住み始めると壊れるんだ。そもそも開け方がオシャレかも知れないが、力のかかり方的に絶対そこに力集中するだろというところが案の定とれた。言わんこっちゃないという感じだ。

しかし、業者にお願いするまでもなさそうだったので、ネジとドライバーを買ってきて自分で直した。でもこの仕組みだと近いうちにまた壊れると思う。

ブローニュの森散歩

夜はいかがわしく治安が悪いと評判のブローニュの森も、昼間は快適な散歩道だ。家からすぐなので、様子見がてら行ってきた(昼にね)。競馬場も二つ、凱旋門賞の行われるロンシャン競馬場と障害レースの行われるオートゥイユ競馬場。いつか行ってみたいので偵察も兼ねて行ってきた。オートゥイユはほんとに近い。そして、森の中は道が整備されていてランニングとてもしやすそうだ。ちゃんと走ろうと思った。来週以降。

夜ルーブル

せっかく年パスを買ったので、「仕事終わりにふらっとルーブルに行ってみる」というのをやりたく、そのためにルーブルに行ってみた。休日に行くより空いていて、非常に贅沢な気持ちになった。これは何度やってもいいな、と。家からは逆方向なので多少気合は要るが。

米をフライパンで炊く

書くのを忘れていたが、日本の炊飯器を持ってきたものの、変圧器が弱すぎて炊飯器の電力消費量に耐えられず、今米が炊けない状態なのである。

家に入ったほぼ初日くらいに、米を炊こうと思い、釜に米と水を入れたところで、(正確には炊飯ボタンを押したものの全然炊けてないことで)それが発覚したので、どうしようもない水に使った米だけが手元にある状況になった。しかも引越ししたてで、なべやフタがなく、浅いフライパン2つがあるのみという絶望的な状況であった。

しかし何とかなるものでフライパンでも米は炊けた。蓋がなくてもフライパンを蓋がわりにすることで炊けた。まあまあ上手くたけて感動したが、それ以降米は炊いていない。せめてなべをゲットしてからにしようと思う。


今後も、せっかく新しい場所にいるので、何かしら新しいことに挑戦というと大袈裟だけど、トライしていけたらいいなとおもう。願わくば今と同じくらいのペースで。

いいなと思ったら応援しよう!

サミゾノタカシ
よろしければサポートお願いします。いただいたサポートは創作環境の充実のために使わせていただきます。