声をあげれば批判され、黙っていたら何も変わらない。
こんばんは。
愛知県豊明市のティーズヘアーで
チーフをしています大地といいます。
美容師になれるか不安だった自分が
経験値をもとに美容師になるための
考え方やノウハウを発信して
少しでも誰かのお役に立てたらな
という思いでnoteを書いています。
皆さま気軽「スキ」や「コメント」
「フォロー」よろしくお願いします。
今日のタイトルはこちら。
『声をあげれば批判され、
黙っていたら何も変わらない。』
です。
僕のモットーは、
”一度きりの人生どうせ生きるなら
より良い人生を”
です。
でも生きていく中で当然ですが
上手くいかないことがあります。
そういった時は
上手くいかなかった事に対して
しっかり勉強をして学んで
改善しようと努めます。
そうすることで、
失敗も経験しながら
成功を重ねていくと
人生より豊かになれるかなと
考えています。
そんな中でつくづく感じることがあります。
それは、
"ほんと息のしずらい世の中だな"
と。
人間という生き物は世代問わず、
"常に誰かに認められたく"
"常に誰かに構って欲しく"
"他者から凄いと思われたい"
こういった欲求を持つ生き物です。
時代は令和になって、
スマホの所有率が9割になり
インターネットがさらに普及し
SNSで常に誰かとつながっていて
便利になる反面、
「誰かに認められたい」
「かまって欲しい」
「他人から凄いと思われたい」
このような人間の欲求も
さらに増している傾向にあると感じます。
そのような人間の心理が
働くことによって
どこかに何か意見を訴えて
行動を起こすと、
それを否定する人や
素直に認めない人が出てきます。
かといって
黙って動かずにいると何も変えられない。
そんな矛盾を感じます。
そして批判や否定を恐れて
失敗を恐れて
声をあげられない世の中で、
その何も変えられない現実に対して
不満や愚痴をこぼしながら
ただひたすら時が過ぎていく。
さらには、
自分が優位に立ちたいという思いから
人の批判や否定して
時としてマウントを取り合う。
そんな世の中の構図が事実として
いろんなところで見受けられます。
そんな息のしにくい世の中の
「何が楽しくて、
そもそも何のために人生を送っているのか?」
自分に問いかけます。
僕は思います。
もちろん楽しいことだって
たくさんあります。
だけど、
みんなで力を合わせてより良い
世の中にしていく事が理想だけど
時として批判し合ってマウントを取り合う。
それはディベートや意見交換ではなく
見栄の張り合いやプライドの為。
僕はそんな世の中は楽しくないし
自分より下の世代に社会を伝える時に
明るい希望を心から伝えられません。
ゆえに世の中の風潮は
学生のなりたい職業ランキング上位に
公務員がランクインをし、
お金をとにかく貯蓄する思考に
たどり着いているのだと考えます。
このようなお話が
今日のタイトルになっている
『声をあげれば批判され、
黙っていれば何も変わらない。』
です。
僕は美容師10年目です。
10年前、
高校を卒業して美容室に就職し
通信制の美容学校に通いながら
働いていました。
そんな今までの9年間は
嬉しいこと、楽しいこと、
悲しいこと、辛いこと、
色々な事を経験してきました。
そこで僕は思うのですが、
美容師という仕事は
とても良い仕事だと思います。
それは何故かと言うと
自分の子供の頃にさかのぼるのですが、
昔から自分は背が低く
弟にも背を越され
周りから馬鹿にされることもあり
それがコンプレックスで
自分に全く自信がない小心者の子供でした。
そんな僕の中学生時代は
野球部に入部していましたが
野球もたいしてうまくなく
高校受験も志望校に落ちて
自分に自信が持てるものなど何も無い。
このような中学生時代でした。
そんな僕は高校に行きだしてから
坊主だった髪の毛を伸ばし始め
母親と弟が通っていた美容室に
初めて行ったわけです。
その時の美容室に行く前の
緊張とワクワク感は今も忘れないです。
初めて美容室で髪を切ってワックスをつけて
変わった自分が嬉しくて
その帰り道がとても嬉しい気持ちだったのも
今でも覚えています。
そこからワックスを髪の毛につけるようになり
次第にヘアアイロンを買い
ときにはストレートパーマをかけたり
ウェーブパーマをかけたりしました。
その時に感じた感情が、
髪型1つで自信に変わるということです。
決して髪型が変わっても
中身も顔も何も変わらないのですが、
髪型が変わることによって
少し自分に自信が持てるのです。
そんなことを今でも思い出します。
そんな思いを常に持ちながら
美容師10年目の現在に至るのですが、
実際今美容師をしていて
このようなやり甲斐を感じます。
ずっと髪のお悩みを持ち続けているお客様に
自分が精一杯ヒアリングと施術を
させていただいた結果、
「周りからの評判も良いです」
「こんな風になれるんだって思いました」
「大地さんのおかげです」
このようにお客様から
言って頂いた事があります。
それからもずっとそのお客様はご来店されて
担当をさせて頂いています。
僕はとても嬉しく思い
とてもやり甲斐を感じます。
他にも、
受験に挑戦してる学生の子に対して
テストが終わった日に目を真っ赤にして
美容室に来て、
「ずっと来たかったんです」
「ずっと楽しみにしてました」
「息抜きになるのでまた来月きます」
このような言葉言われた時に
感じたのですが、
自分は全く勉強ができなくて
その子に勉強を教える事はできないけど
”髪の毛を通して応援をすることができる”
このように思い、
美容師ってただ髪を綺麗にするだけではなくて
人の心も動かすことができると強く感じます。
自分も学生時代に
髪を通じて自信を持つことができたし
いざ実際美容師になってみて
髪を通じて人の心動かすことができる。
このような事を考えると
美容師って凄く可能性を持ってて
物凄くやり甲斐のある
とても良い職業だと思わされます。
しかし、
その一方で裏側を見れば
美容師の離職率は
1年で50%
2年で80%
10年で92%
このような現状があります。
美容業界ここ最近では変わってきたとは言え、
そうは言っても
朝は営業の準備があったり
時には朝練習をしたり
営業が終わってから夜は
技術のトレーニングをしたり
色々とやることがあるわけです。
要は朝は早く夜は遅いのです。
全国で美容室はコンビニの数より増えて
お客様の取り合いです。
お店も業績を出さなければいけませんし
業績が無いとお給料も上がる事は難しいです。
美容師は技術職で接客業です。
忙しければ体力も削られます。
やり甲斐のある一方で
今挙げた様な現状があるのも事実です。
いくらやり甲斐があったとしても
仕事量と給料が見合ってないと続かないのです。
反対に仕事量と給料が見合ってたとしても
やり甲斐を感じなければこれも続きません。
美容師の離職の理由に
こういったデータがあります。
① お給料が低い
② 長時間労働
③ 休みが少ない
④ 人間関係のストレス
⑤ キャリアアップに時間がかかる
時代は令和になり、
昭和や平成と違って
働き方や稼ぎ方はたくさんあります。
ウェブデザイン・YouTuber・uber eats
ネットショップサイト・ブログ などなど。
ここには書ききれないほどたくさんあります。
今この時代に育つ子供たちや学生に
美容師になることを勧める親がどれだけいて
美容師を目指す美容学生に
しっかり責任を持って自分が
その子達の夢を叶えてあげられるか。
このように思うと
やっぱり僕はこのままでは
いけないなと思う訳です。
”美容師ってそういうもんだから”
”美容師という仕事はしょうがない”
僕はこういった言葉では
済ますことはできないです。
ただそうは言っても簡単に変えることは
できないのも現状です。
変えられたとしたら
早々に変わっていると思います。
やりたい事があったり、
変えたい事があったとしても
忖度や批判や政治やしがらみ
それによって、
やりたい事ができないという事があります。
今回のこの文章の冒頭で綴りましたが
"本当息のしずらい世の中" です。
繰り返しになりますが
人間は、
常に誰かに認められたくて
常に誰かに構ってほしくて
他者に凄いと思われたい
このような欲求を持っています。
そういった人間の心理から
誰かが声を上げて意見をすれば
自分にとって都合の悪い人が出てきて
その人を批判し否定します。
もしくは否定をしなくても
認めないと言うことをします。
要は人間は
自分が1番でありたく
高級なものを身にまとったり
SNSで自分を飾ったり
時には
人を批判して自分を正当化して
自分をよく見せようとします。
美容業界もで美容業界でなくても
僕は今の現状で良いかと自分に問うと
肯定はできません。
このように思う限り
やっぱり勉強し努力をして
改善しようと考えます。
絶対その方が人生楽しいし
改善する事は不可能では無いと思います。
そのためにはやっぱり
声を上げて意見をし
行動することが必要です。
でも声をあげれば、
声を上げない人や
声を上げられない人からすれば
都合が悪いです。
なぜなら声を上げられずに
不満や愚痴をこぼしていた自分が
正当化されないからです。
"そんなの無理でしょ"と
否定して自分を正当化するのは簡単で
気持ちが楽なのです。
そう考えると、
声を上げずに行動しない方が
穏便に物事は過ぎていきます。
協調性や調和性ももちろん大事です。
自分の思いだけで突っ走っては
いけないと思います。
でもそれが悪い方向に進むと
議論もできなくなり意見をすることも
無くなります。
そして議論や意見する事が無くなると
何も変える事ができません。
僕は "それでいいのか?"
と自分に問いかけると
決して良くありません。
つまりは、
このように思う以上
声を上げなくてはいけないし
そうすることで
批判や否定そういったものを
受け入れなければいけないのです。
それが今の現実です。
人生はあっという間です。
よく”まだ若いね”と言われます。
確かに28歳はまだ若いです。
でも28歳まであっという間でした。
きっと
30歳の人も
40歳の人も
50歳の人も
60歳の人も
それまでの道のりがすごく長かったと
感じてる人はおそらく少ないでしょう。
何となく時間が過ぎていくのを
見過ごしてる場合ではありません。
たった一度きりの人生
しっかりビジョンを掲げて
より良い人生のために
批判や否定を受け入れ
これから努めていきたいと思った
この頃です。
美容師はとても素敵な職業です。
僕は素敵なサービスをお客様に提供したいし、
将来美容師を目指す人たちに
その素敵な職業を伝えていきたいです。
美容師を目指してから1年で辞める
50%の人たちがいます。
”美容師にならなければよかった”
本来は素敵な仕事なのに
このように思ってほしくありません。
素敵な仕事の裏側に
50%の離職率の事実があります。
その事実を僕は見過ごせません。
ただただ時が過ぎていく人生は僕は嫌です。
充実した現在や未来を送るために
自分よりも下の世代に
希望を持ってもらうために
声を上げる事は必要だと思います。
そんなところで終わりたいと思います。
閲覧ありがとうございました。
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