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トライトの「縁の下の力持ち」に密着してみた~トライトグループの障害者雇用~

こんにちは!広報の遠藤です。
突然ですが、トライトグループには何名のメンバーがいるかご存じですか?その数なんと7,512名*1!7年前に入社した私としては、ここまで大きな企業に成長したんだなぁと感慨深いものです…。
そんな大所帯であるトライトを陰で支えている立役者がいるのをご存じですか?その立役者とは、トライトメンバーの健康診断結果の管理をはじめ、お取引先の情報確認やデータ整理等、事業を通じてお客様の課題解決に貢献できるようバックオフィス業務をサポートしている、障害を持ちながら働くメンバーです。
トライトメンバーの挑戦をお伝えする「オープン社内報SHIFT」。今回は、彼ら・彼女らがどんな思いで仕事に情熱を注いでいるのか、スポットライトを当てていきます!
*1 2023年12月時点


▼過去の「オープン社内報SHIFT」の記事はこちら▼




トライトグループの障害者雇用について

トライトグループでは、障害を持ちながら働くメンバーが143名在籍しています*2。 主な業務内容は、取引先との新規取引前調査や、求人票の内容確認、従業員の健康診断結果のデータ化や書類作成等、多岐に渡っています。 メンバー一人一人が目的意識を持って業務に励み、それぞれの特性を生かしながら成長できるよう、チーム内でのルールや業務内容の可視化等を、総務部門や人事部門のサポートのもと取り入れています。また、当社グループのValue*3に込められた思いや、どんな行動を起こしていきたいかを考えるワークショップも実施しています。
*2 2024年6月時点、派遣スタッフを含む
*3 企業理念|会社情報|トライトグループ(TRYT Inc.)企業サイト (tryt-group.co.jp)


バックオフィス業務がエッセンシャル産業の未来に繋がると信じて

※メンバーの皆さんの意思を尊重し、匿名にて掲載させていただきます

遠藤:皆さんは、日頃誰を思って業務に励んでいますか?
K.Yさん:私たちはオフィスで共に働く仲間をはじめ、トライトグループのメンバーの皆さんが業務を円滑に進めるためのサポートを意識しています。その思いが、お客様ひいては地域社会に良い影響をもたらすと信じて業務を行っています。私は、求職者様に安心して法人様をご紹介できるよう、新規取引先となる法人様の情報のチェック業務をしています。正確性が求められる仕事ですので、私たちの健康状態や精神状態によって、精度に支障をきたすことのないよう、調子の悪いメンバーや、無理をしているメンバーがいないか、常に目配りや気配りを欠かさずに行っています。

U.Rさん:私はトライトメンバーの健康診断結果のデータ入力を担当しています。入力業務を通じて、医療福祉業界で働く派遣スタッフや、建設業界で長く従事されているシニアの方等、北は札幌、南は沖縄まで全国に様々なメンバーがいるんだと改めて実感します。
私たちがチェックした健康診断結果を基に、キャリアアドバイザーや派遣スタッフの方々が健康かつ安全に働くことができ、その先にエッセンシャル産業の課題解決や幸せに暮らせる未来が繋がっているのだと思うと、自分たちの仕事は誇りある仕事だと感じます。だからこそ、チーム内でWチェックをしながら正確かつ早い業務を心掛けています。
遠藤:直接かかわらずとも、皆さんの業務が巡り巡って社会を良くすることに繋がっている…かけがえのない大切な業務をされていますね!


自分や相手の個性・特徴を理解し、同じ歩幅で仕事を進める

遠藤:皆さんはどのようなことに気をつけながら業務をしていますか?
U.Rさん:何よりも、自分自身が体調を崩すことなく働くことです。それがあってこそ、周りからの信頼を得て安心して仕事を任せてもらえると思います。食事・睡眠等の生活リズムを整える事は勿論、調子が悪くなったときには、オフィスのデスクに常備している耳栓やアロマオイルを使う等、できる限りリラックスできるような対処方法(ストレスコーピング)を常にたくさん持っています。自分が健康でいることで、雇用も安定し、自分の力を最大限発揮でき、その先の人たちへ繋がっていくと思っています。それによって会社や地域、国が成し遂げたい共生社会の実現にも貢献していきたいです。

アロマオイルや耳栓等、工夫して仕事に集中できる環境を整えている

遠藤:なるほど…自分のコンディションを整えることは、私も意識したいと思いました!
S.Sさん:私が気をつけていることは二つあります。一つ目は、誰か一人が業務を引っ張るのではなく、お互いのバランスを取れた業務分担をすることです。以前、メンバーがコロナに罹った時、欠勤メンバー一人に業務が集中していたため、他業務にも影響を及ぼし大変なことがありました。そのため、いつ誰が休んでも支障がないよう、そして誰もがチームリーダーになれるよう、それぞれが相手に頼らない業務調整や状況把握に努めています。二つ目は、相手の立場に寄り添ったコミュニケーションをとることです。メンバーとのMTG時、メンバーそれぞれの業務状況や業務の理解度等を考慮せずに提案をしてしまったため、最終的に混乱させてしまったことがありました。チームで動く業務が多いため、周囲に負担がかかりすぎている人はいないか、置いてきぼりになっている人がいないか周りを見ながら業務を行っています。
遠藤:チームで行う業務が多いからこそ、みんなが同じペースで走ることが重要ですね!

オフィス内には、メンバー同士で円滑なコミュニケーションができるよう、様々な約束事を掲示

全員がサステナブルに働ける職場環境づくりを目指す

遠藤:より良い社会に貢献するために、皆さんの今後の目標を是非教えてください!
K.Yさん:障害の有無問わずメンバーの得意・不得意を受け入れ、前向きに強みを伸ばしていける組織づくりを目指したいです。そのためには、メンバーの表情や姿勢等の表面的な情報だけでなく、表情の奥にある気持ちにも目を向けることが大切だと思います。例えば、滞りなく業務を進めている人でも、本当は限界まで無理をしていて体調が崩れる寸前かもしれません。メンバーに長く安定して働いてもらうためにも、些細な悩みもお互いに打ち明けられる職場環境を生み出していけるリーダーになりたいです。
K.Sさん:みんなが気持ちよく働けるためにも、私は辛い時にメンバー自らSOSを出せる環境づくりに貢献していきたいです。トライトは、できることもできないことも受け入れてくれる職場です。一方、どんなにメンバー同士で会話を重ねても、本人にしか見えない、分からない悩みもきっとあると思いますので、心理的安全性があり、気兼ねなくメンバー同士でコミュニケーションを取れる環境になるよう、サポートしていきます。

遠藤:メンバーの皆さん、ありがとうございました!
トライトグループのPurpose「誰もが幸せに暮らせる未来」の実現に向けて―年齢や性別、特性や能力等を問わず、誰もが自分らしく活躍できる環境を、トライトグループは目指していきます。

今後もトライトグループで輝く様々なメンバーをご紹介していきますので、お楽しみに!

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