畑を通して、自分の選択や行動が確実に変化していくという事実
こんにちは、こてつです。
家庭菜園を本格的に始めて3年ほど。
なるべく自然農法に近い形で取り組んでいます。
とはいえ、自給にはまだまだほど遠いですが。
先日、時々スマホにて拝聴している
「音声プラットフォーム・Voicy」にて
ある興味深い内容のチャンネルに出会いました。
「仲川希良の、おそとであそぼ」
そのチャンネル内の#8(6月7日放送回)
「畑を始めて、見えてきたこと」
にて、
あ~、なるほど確かにそうだわ。
畑を始めてから考えるようになったかも。
と共感させられた部分があったので、
畑に携わっている方は是非、
仲川さんのチャンネルの拝聴をお勧めします。
今回、その放送での印象に残ったパートですが
「畑は目の前にあるものの背景を想像するきっかけをくれました」
でした。(チャプター3)
放送主である仲川さんいわく
環境に対しての影響を強く意識するようになったとのこと。
家庭菜園をして自分で野菜を作ってみることは、
たとえ収穫の結果がどうであろうとも
生産者側の立場になって行動しています。
私自身においても
実際に畑を始めて続けていく中で、
スーパーマーケットに並んでいる様々な野菜類を前にすると
気付くことや疑問に思うことが
いくつも出てきました。
どうして地元産の茄子やピーマンが無いのだろう?
絶対に冬のきゅうりやトマトはハウスのおかげだよね?
輸送コストからしたら、輸入かぼちゃやアボガドの価格安すぎない?
手間考えたら、無農薬野菜の値段って高くないよね。
虫食いのないキャベツはやっぱりお薬のおかげだよね?
旬のこと、値段のこと、産地のこと、品質のこと、栽培法のこと
そして、きれいに陳列されているその野菜を前に
これって、環境に影響を及ぼしていないのだろうか?
地球に負荷を与えていないのだろうか?
100%消費者の立場だけだったら
そこまで考えることもなかったと思います。
でも幸いにも(?)
今は自分であれこれを見比べたりして
そのタイミングにおいて
本当に買いたい野菜を選択できます。
畑作業の経験を通して
いろいろと知るということは
「思考する・行動する」につながります。
自分自身が当事者意識をもって
物事の裏側まで想像することで、
何を選ぶか?選ばないか?
という決断を大切に出来るようになります。
それがまわりまわって、
結局、「環境に負荷をかけないこと」を
間接的にでも選ぶことにもつながります。
畑に向き合う時間を持つことで、
これまで見えなかったことや
考えもしなかったことが
ある場面やタイミングでふと顔をだして、
私自身に問いかけてくれる。
とても面白い事に思えます。
人それぞれで
感じ方や考え方はバラバラなのは当然、
もちろんそれによっての行動もそれぞれ。
でも、少しでも自身の中で変化は起こるし、
やっぱり畑って
素敵なスペースに思えますね。