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【日本史10】大正史備忘録6(尾崎幸雄・政友倶楽部・加藤高明・立憲同志会・桂太郎最期・桂園時代終焉)

大正時代の学習を深めていきます。

①原敬たちは第1次山本内閣に参加した。政友会の議員で憲政擁護会に関わっていた尾崎幸雄は政友会から独立して政友倶楽部を結成した。20名ほどの議員がいて議会では減税を主張した。

②桂太郎が推進していた新党結成は加藤高明が継承した。加藤は三菱財閥を束ねる三菱本社の幹部から政治家となった。第4次伊藤内閣。第1次西園寺内閣、第3次桂内閣で外務大臣を務めた。

③加藤高明らは立憲同志会を1913年(大正2年)12月に発足した。所属議員たちは中央倶楽部が母体とされた。立憲国民党と政友会から離党した議員や官僚も参加をした。

④立憲同志会は結党の際に93人の議員がおり政友会と同じくらい勢力があった。

⑤桂太郎は癌を患っており内閣総辞職後の衰えから1913年(大正2年)10月に65歳で亡くなった。こうして桂園時代は終焉した。軍部大臣現役武官制が廃止され軍部政界の影響力は後退した。

⑥元老の影響力は弱くなり議会は政友会と他の政党の
対立により動く事となった。

■参考文献 『1冊でわかる大正時代』 大石学 河出書房新社

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