見出し画像

アンサンブル練習最終回(第2回荻原明門下生トランペット発表会)

今月26日(日)に開催いたします「第2回荻原明門下生トランペット発表会」。先週末はピアニストの船本貴美子先生にもご参加いただいてのトランペットアンサンブル練習でした!

発表会ではソロや2重奏だけでなく、トランペットアンサンブルやってみたい!という個人の方が集まってひとつのステージを作る「アンサンブルA部門」というのを設けております。
今回は嬉しいことに12名の方にご参加いただきました。

11月から月に1回の練習を行い、先日が最終回の3回目でした。

今回演奏するのは、

1.バッハによる5つのコラール
2.胃腸薬の主題による4つの変奏曲/M.ケンツビッチ
3.歌劇「アイーダ」より「凱旋行進曲」/G.ヴェルディ

こちらの3曲です。
バッハのコラールはとても短い作品が5つ収録されている4重奏の楽譜を使用して、これを12名で演奏するのですが、各曲の一部をソロとしてひとり1パートで純粋な4重奏で演奏する箇所を作りました。tuttiでの響き、ユニゾンで合わせることとソロとしての響きを味わえる作品になっています。

胃腸薬の主題による4つの変奏曲は、僕の師匠である津堅直弘先生による作品で、ケンツビッチとは作曲時のペンネームです。いわゆる「正露丸」のトランペットのシグナルを元にワルツやベルトーンやダブルタンギングなど様々な表現で演奏していきます。若い方は正露丸と聞いてもご存知ない方が多いと思いますが、知らなくても十分楽しめる作品です。
こちらは5重奏の作品ですが12名で演奏します。

そしてアイーダより「凱旋行進曲」。こちらは僕が以前編曲したトランペット14重奏+ユーフォ+テューバという編成で、ユーフォとテューバを今回はなしにしてピアノを入れました。
また、参加者12名に対して14重奏なので今回バンダ(本来アイーダトランペットであるパート)を東京音大吹奏楽アカデミー専攻の学生に協力してもらうことになりました。結果として19名+ピアノによる大編成アンサンブルになり、どんな音がするのか今から楽しみです。

年齢も経験も様々なメンバーなのですが、前回の発表会のアンサンブル部門に参加してくださった方も今回いらっしゃり、様々な場面で面識のある方同士も増え、楽しく賑やかな合奏時間になっています。

演奏していて楽しい、参加して楽しいと感じられることを最優先にしています。その上で作品を作り上げることへの意欲や楽しさを感じ、それぞれのベストを尽くしていただければと思います。

こちらのアンサンブルは16:00からスタートです。ぜひご来場いただき、迫力ある演奏をお楽しみください。

【第2回荻原明門下生トランペット発表会】
1月26日(日)12:50開始(21:00終了予定)
としま区民センター 小ホール(6F)
入場無料(入退場自由)※演奏中の出入りはご遠慮ください

ご来場お待ちしております!


荻原明(おぎわらあきら)

いいなと思ったら応援しよう!

荻原明(おぎわらあきら):トランペット
荻原明(おぎわらあきら)です。記事をご覧いただきありがとうございます。 いただいたサポートは、音楽活動の資金に充てさせていただきます。 今後ともどうぞよろしくお願いいたします。