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アンサンブルAの曲を一部変更しました(第2回荻原明門下生トランペット発表会)

来年1月26日(日)に開催いたします「第2回荻原明門下生トランペット発表会」。アンサンブルA部門で演奏する曲を一部変更いたしました。

アンサンブルAは、「トランペットアンサンブルやりたい!」という個人の方にエントリーしていただき、集まったメンバーで演奏する部門です。
今回14重奏という大きな編成の曲も演奏予定ですので、ぜひ大勢の方にご参加していただきたいです。

前回のアンサンブルA部門の演奏

ちなみに発表会の詳細は特設サイトをご覧ください。

今回のアンサンブルA部門の演奏曲は、ヴェルディ作曲「アイーダ」より「凱旋行進曲」や、バッハのコラールを考えておりますが、もう1曲、先日までジャズアレンジの「いつか王子様が」を候補として考えていたのですがこちらを変更して、

マルセル・ケンツビッチ作曲「胃腸薬の主題による4つの変奏曲」

を演奏いたします。

どこかで聴いたことあるメロディ

マルセル・ケンツビッチとは何者?変わったタイトルだなあ、と思われた方もいらっしゃると思います。まず、ケンツビッチ氏は外国人ではありません。僕の師匠である元NHK交響楽団首席トランペット奏者、津堅直弘先生の作曲時のペンネームです。
フランスの作曲家にマルセル・ビッチという方がいらっしゃいまして、そのお名前に苗字の津堅(つけん)を「ケンツ」に変えたアナグラムを追加してケンツビッチです。

タイトルの「胃腸薬の主題による…」は、元々「正露丸の主題による…」だったのですが、出版するにあたって大幸薬品から正露丸の商標の使用許可がおりなかったということで大人の事情で「胃腸薬」になりました。

ですので「胃腸薬の主題」というのはトランペットで演奏するあのラッパのマークでお馴染みのこちらのシグナルです。

旧日本軍の食事の合図だったようです。このシグナルが様々なスタイルに発展していきます。

ただ、時代の流れでしょうか、今の若い方の中には正露丸と聞いてもピンとこない方が一定数いるようで、それならなおさら啓蒙活動としてもこの作品は演奏し続けなければならないと思っています。

オリジナルはトランペット5重奏ですが、発表会では同じパートを複数名で演奏することを視野に入れています。そしてこの作品、1stと5thの一部にピッコロトランペット指定がありますので、ピッコロトランペットをお持ちの方、ぜひ積極的なご参加をお願いします!もちろんB管トランペットでの参加もお待ちしております!

ということで、ソロもアンサンブルも楽しく練習して発表できればと思っています。皆さんにご参加いただけることを願っております。

エントリーは9月15日(日)10:00スタート。エントリーはこちらのページから行っていただきます。

詳細はこちらの特設ページをご覧ください。

どうぞよろしくお願いいたします。


荻原明(おぎわらあきら)

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荻原明(おぎわらあきら):トランペット
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