独学トランペットに限界はある?
毎月複数回開催しております単発参加型の「ツキイチレッスン」。次回は次の週末2日連続で7月13日(土)と14日(日)に開催です!
まだ結構空きがあるので、ぜひいらしてください!!
上記の日程も含め、現在9月まで受付中のツキイチレッスンに関してはこちらからお願いいたします。
ツキイチレッスンは初心者の方から経験値の高い方まで幅広くご参加いただいております。
特に、「これまで長くトランペットは吹いてきたけれど、レッスンを受けた経験がない」という方にご参加いただけることが比較的多い印象があります。とても嬉しく思います。
本当にお気軽にいらしてください!
独学トランペットには限界がある?
さて今回のタイトルに関して。誰にも教わらずトランペットが上達するかどうか。これは正直わかりません。ですが、経験則で言えば「歯車が噛み合わない箇所の解決方法を見出すのが大変」という印象があります。
例えば僕は中学1年から吹奏楽部でトランペットを始め、誰にも教わることなく吹いていましたが、トランペットに対する勘違い(力で演奏するものと思っていた)とパワーが有り余っていたので腹圧が異常に高かったからだと思いますが中1で一応2オクターブ半はギリギリ出せてました。ダブルタンギングも意味もわからずできていた気がします。しかし原理をまったく理解していませんでした。
他はまったくできませんでした。できないと言うか、そもそも「知らない」ことが多くて、例えばリップスラーの存在は知らなかったし、音階の原理、音階がいくつもあること、調号の意味など楽典的な知識は皆無でした。タンギングも舌先で突けしか教わらなかったので汚い音しか出ませんでした。
全部が力ずくで、その場しのぎで、指定された音が出るかどうか毎回賭けの状態で演奏していたのを覚えています(おかげで顎関節症になりました)。しかも僕の場合の最大の問題点はそれら技術を手にいれるためにはどうしたら良いかをまったく考えなかったことでしょう。情報も少なかったですし。
これでは練習時間がいくらあっても、できなことが永久にできない状態が続いていたと思います。
実際、与えられた曲の中で、何度吹いても解決しない箇所というのが複数ありました。楽譜が読めなかったので、音源を聴いてもよく聴こえない箇所もとても苦手でした。
これは35年も前の僕の中学時代のお話なので、現代に生きる皆さんは情報も手に入りますし、ここまで酷くないと思いますが、それでもやはりレッスンの受講経験がない方は特に、特定の技術や知識とその方法をご存知なかったり実践できないものがある場合、その歯車が機能しないことで他の様々なところに問題が生じることが結構あります。
レッスンの重要性はそこにあると考えます。なのでレッスンは「上達する」というイメージよりも「できることが増える楽しさを感じるためにある」と思っていただけると、僕のツキイチレッスンは楽しいと思います。上達のお手伝いをする気持ちで皆様をお迎えしています。どうぞお気軽にお越しください。
ということでまずは次の週末、7月13日(土),14日(日)のツキイチレッスン、試しにご参加してみませんか?解決したいこと、知りたいこと、なんでもリクエストしてください!
ご参加お待ちしております!
荻原明(おぎわらあきら)
荻原明(おぎわらあきら)です。記事をご覧いただきありがとうございます。 いただいたサポートは、音楽活動の資金に充てさせていただきます。 今後ともどうぞよろしくお願いいたします。