見出し画像

25年ぶりの賛助出演

今年1月に開催した「第1回荻原明門下生トランペット発表会」で一日中写真撮影と動画撮影をしてくだった生徒さんがいらっしゃいます。それだけでも大変なのに、出演もしていただきまして、お礼をさせていただきたく、サシで飲みに行ったことがあります。

そのサシ飲みの時、生徒さんが所属されている吹奏楽団の次の定期演奏会で人手が足りないからトランペットの賛助を探しているので、音大生とかお願いできないか、という話を聞き、興味があったのでその賛助、僕がやりたい!やるやるー!と申し出たわけです。別に酔っ払ってたわけでも何でもないですよ。

僕は分奏や合奏指導などで一般の団体へ伺うことはあっても、その中で演奏する経験は全然なくて、正直楽しそうだなぁと思うことが結構ありまして、参加の意向を示したわけです。

一般バンドとかオーケストラに音大生やプロの人が賛助で参加する、というのは珍しい話ではありませんが、どちらかと言えばハープのような特殊楽器に多い印象です。
じゃあ僕はどれくらい前にそうした賛助出演をしたのか考えてみたのですが、遡っても遡っても思い出せなくて(忘れているだけかもしれませんが)、大学卒業してすぐくらいにどこか都内の吹奏楽団に参加したのが最後なのではないか、と。

大学出てすぐ、ということはおよそ25年ぶり…25年?!

そして先日その楽団に初めてお邪魔しました。今回は2人賛助が必要と聞いていたので東京音大の吹奏楽アカデミー専攻の学生にも声をかけて一緒に参加しています。

初めて合奏に参加した率直な感想としては、トランペットセクションは結構人数がいらっしゃって、しかも皆さんかなりしっかり演奏できているので、あれ?僕はなぜここにいるのでしょうか。本当に必要??と疑問を感じてしまいました。

ま、でも立候補したとは言え正式なご依頼をいただいておりますので、もちろん最後まできちんと参加させていただきます。どのくらいお力になれるか未知数ではありますが。

真ん中が東京音大吹奏楽アカデミーの学生で、奥がここの団員でレッスンの生徒さん

でもやっぱり合奏は楽しいですね。みなさんが一生懸命演奏している熱気を感じられて、こういった雰囲気、中高生の頃の部活を思い出します。あの当時はみんなと一斉に音を出していろんな曲を演奏することがシンプルに楽しくて、これがずっと続けばいいのにな、と思っていました。だから音大に進みたくなったんですよね。

楽団の本番が10月にあるので、また宣伝させていただきます。


荻原明(おぎわらあきら)

荻原明(おぎわらあきら)です。記事をご覧いただきありがとうございます。 いただいたサポートは、音楽活動の資金に充てさせていただきます。 今後ともどうぞよろしくお願いいたします。