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ギックリ腰を治そう!(今と、入院手術のこと)no2

腰の手術の説明時に先生から、「脊柱管までの癒着がある場合はかなり時間がかかります」と言われていました。そう、私の椎間板はちょっとだけ出て神経を圧迫しているレベルではなく、椎間板のほとんどが出てしまったのでした。「排尿、排便の感覚はありますか?!」と聞かれたのもそのせいだったんだと、治ってからわかったのですが。私の担当医の先生はいつもは脳外科の先生で、手術は顕微鏡手術となりました。やっぱり脊柱管にも癒着があり、術後は脳髄液が少なくなって頭痛が半端ない。一晩悶絶して、「ああ・・孫悟空は悪さをして三蔵法師様が罰を与えた時の頭が締め付けられる痛さは、こんな感じなんじゃないかな・・・」と。

そこからの復活はすごかったです!素晴らしい手術をしてくださった先生のおかげで、メキメキ良くなり、最初はクララはもう歩けないのではと、アルプスの少女ハイジのように思っていましたが、2日目には立つという、驚きの回復力。そしてリハビリを繰り返し、一生シビレは残るだろうと言われていた左足親指もすっかりシビレも取れて、先生もびっくり!そして退院。

退院後が大変でした。全てが恐る恐る。前から人が歩いて来ても、ぶつかられて転んだら終わり!と思うと、外で歩くのも怖い。プールで衰えた筋力をリハビリしたり、病院でリハビリしたり、一番暗い時期でした。こんな感じで仕事に復活できるのか?!普通に暮らせるのか?!切なくなっていました。よくいろいろなテレビなどで、名医に手術してもらって退院!までの映像はよく見ると思いますが、腰の場合はここからが大変。一番は「恐怖」。また、あの痛みに襲われるのではないかという恐怖が頭に刷り込まれているので、ここからの回復がかなり大変でした。

「時間薬」という言葉をいただいたのもこの時期。やはり大変な病気をされた経験のある方に、焦ってはダメよという意味の言葉をもらい、心に届きました。

それから3〜4年はマッサージなどで疲労を取るという形で暮らしていました。ヨガやピラティスをやっても痛みが怖くてみんなの様に出来ないし、出来ない自分に自己嫌悪。だったらマッサージでいいやと思っていましたが、このまま一生マッサージ??と一念発起して、パーソナルトレーニングに通うことに決めました。

このパーソナルトレーニングが私には合っていました。最初にしっかりカウンセリングをしてもらい、その時に「怖い」という言葉を私がよく使っていることをインストラクターの方は気付き、怖さを取り除く様なトレーニング(というかストレッチ)からのスタート。     (大変、まだ終わらないno3へ)