身体を整える。そうすると心も整う。
身体を整えると心も整う。これはよく聞くけれど、実際にそうだ。実体験済み。
私は現在ピラティスを週に1回だが教えている。
ピラティスの良いところは、整う。本当に。
体の歪みって、結構思考回路に影響していることが多くって、それが整うとなぜか前向きになるのだ。
特に胸まわりなんか、胸が広がるだけで前向きになる。
スピリチュアルに偏りすぎている人は、たまに身体のことを忘れて、こちらを整えることを忘れがちになるのだが、
一応私たちは今回3次元の肉体を持っているので、これは手入れをしたほうが心にも良い。
そのうち姿勢を見るだけで、その人の性格がわかるようになったりする。
人相占いならぬ、姿勢占い。笑
アシュラムにいた時に多かった質問も思い出した。
最近毎日瞑想始めたし、せっかくなのでもう少し詳しく残しておこうと思う。
ヨガ、と聞くと身体を整える、めっちゃすごいポーズ取れる。痩せる。体柔らかくなる。みたいなイメージが強いけれど、
本来、ヨガは8段階に分かれていて(ステップとして)身体を動かすアーサナと呼ばれるものは3番目にある。
ステップ1:Yama(ヤマ) してはいけない5つの戒めで、虫を殺しちゃいけないとか、嘘をついちゃいけないとかそういうこと。マハトマガンディーが徹底していたアヒムサー(非暴力)はここに入る。
ステップ2:Niyama(ニヤマ)するべき5つのことで、清潔にするとか、足をしる、とか学び続けることとかはここ。
身体を動かすアーサナは上のステップをきちんと踏んでから行うとより効果が高いと思う。
それは、より体が柔らかくなるの早い、とかじゃなくて
自分と繋がるスピードね。誰かと比べたりとかじゃなくて。
ステップ3:Asana(アーサナ) これが身体を調整する、一般的にヨガと呼ばれているもの。
直接的な和訳は座法。ヨガってなんのためにやるの?って質問はかなり受けるのだけれど、大きく言えば悟りのためだし、もう少しはっきりわかりやすくいうと、瞑想で長く座っていられるために身体を整える。ってとこでしょうか。
足痺れたりとか、痛かったりするとこの先に進むの結構大変。思考はそっちに流れてしまうからね。
ステップ4:Pranayama(プラナヤマ) 呼吸法
ピラティスでも呼吸のことめっちゃ言う。
体の中の器官で唯一意識的にコントロールできるのって、呼吸なわけですよ。
腸動かしてくださーい、とか心臓のペース落としてくださーい、とか普通なら無理なわけ。
だけど、呼吸は自分でコントロールできる。
呼吸をコントロールできるようになると、繋がりやすくなるよ。
ヨーガやらない人たちも、これはぜひ心がけて欲しい。体動けなくても、これは、、
特に吐く呼吸ね。吸うのなんて、吐き切ったら勝手に入ってくるから。
どれだけコントロールして吐けるか。
または、日常でどれだけ自分の呼吸と感情のリンクに気づき、
コントロールして穏やかモードにできるか。これは結構生きる上で楽になるポイントなのではないかなぁ。
HSPの人は、この人といると、とか、この環境だと自分の呼吸荒くなっているな、と気づいて直せると、自分の軸に戻りやすくなると思う。
(実体験として)
なんか嫌だなぁと思ったら、ゆったりした呼吸にしてみてね。
ステップ5:Pratyahara(プラティヤハラ) 感覚の抑制
ステップ6:Dharana(ダラナ) 集中
ステップ7:Dhyana(ディヤナ) 瞑想
ステップ8:Samadhi(サマーディ) 悟り
ステップ5からはマニアックだからいいや。笑
瞑想も、アーサナも、自分の軸を見つけるのにとても役に立ちます。
私は力の抜き方を知らずに人生生きてきていたんだな、とわかりました。
(奥歯の常時噛み締めも、ヨガやってから気づいた)
今日は終わり!
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