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実習生の道徳授業は不要である

今日の1時間目、2年1組で教育実習生による道徳研究授業がありました。
教科書教材を使い、指導書通りに進める流れでした。
昨日も書きましたが、教育実習生に道徳授業をやらせることは無理があります。
研究授業となればなおさらです。
実習期間に担当学級の担任による道徳授業を1度参観した程度です。
あとは、自分が中学生の頃に受けた道徳授業の記憶しかないはずです。
もちろん、大学でも道徳に関する講義や演習はあると思いますが、現場ではほとんど使えないと思います。

例えるならば、野球を観戦していた(もちろん野球経験はない)素人がいきなり公式戦に選手として出場するようなものです。

それよりも、いろいろな先生の道徳授業を参観させるほうが何倍もためになります。
実際の教育現場に立った時に役立ちます。
教師志望の若者を増やしたいのであれば、形式的な教育実習を改善すべきだと思います。
教師の魅力とやりがいを体験させるような内容にしてほしいです。
残念ながら、従来通りのやりかたでは、教師志望の若者が増えることはありません。