世界一周一人旅 6ヶ国目 で見た光景 〜旅のフォトアルバム〜
みなさん、こんにちは。
先般、世界一周ひとり旅を行った旨をお伝えしました。本来であれば訪れた国や都市、観光スポット等のフォトアルバムすべてを作るべきなのかも知れません。しかしボリュームがだいぶ多く、それだけ多く個人情報も含まれる可能性が高まるため、これらすべてのものを作るべきか否か迷っております。
今回はその中の6ヶ国目にあたるポーランドのワルシャワで僕が目にした光景について、旅のフォトアルバムという形で簡単にご紹介してみたいと思います。
このフォトアルバムをご覧いただきながら、実際に現地で旅をしている気分を味わって頂ければ幸いです。最後までごゆっくりご覧ください。
ようやく訪れることが叶った海外の地
世界的なパンデミックが本格的に始まりつつあった2020年2月に欧州から帰国をし、長きにわたるコロナ禍を経て、待ちに待った丸3年ぶりの海外ひとり旅であり、当たり前の様に海外渡航が出来ることの有り難みを、改めて感じる機会となりました。
6ヶ国目にポーランドを選んだ背景
ここで、僕が6ヶ国目にポーランドを選んだ背景について少しご紹介します。
幼い頃から世界地図や地理が好きだった僕は、昔から東西冷戦時のいわゆる「鉄のカーテン」の向こう側がどんな風になっているのかということについてとても興味があり、いつかそんな「鉄のカーテン」の向こう側を訪れ、その様子を見てみたいと思っていました。
世界一周ひとり旅の6ヶ国目で、初めてそんな旧共産圏の国を訪れることが出来ることになり、訪れる前から大変楽しみにしていました。
ポーランドは旧東側諸国の一員でありながら、現在はEUおよびNATO加盟国として西側諸国の一端を担い、かつロシアによる侵攻を受け続けているウクライナの隣国として地政学的に重要なポジションを担う国家であります。またポーランド自体、これまでにモンゴル帝国やドイツ、ソ連など数々の国からの侵略を受けてきました。
そんな数々の侵略にもめげず、ポーランドの3大偉人と言われる偉人も輩出し、東側の社会主義陣営から西側の自由主義陣営への劇的な変化も経験し、今回のロシアによるウクライナへの侵略戦争の発生に対して、隣国ウクライナへの支援という形で大きく貢献しています。
ちなみにポーランドの3大偉人といえばショパン、コペルニクス、キュリー夫人です。その他にも数々の偉人を輩出した、歴史的・文化的に進んだ国でもあります。
そこで、初めての旧東側諸国として、地政学上重要な歴史ある国として、イデオロギーと文化の違いについてよりリアルに触れることが出来そうな国として、訪れてみたかったのです。
僕は、そんな数々の時代の波に揉まれながらも、力強く繁栄する、ポーランドの首都ワルシャワの活気あふれる素晴らしい風景を納めることができました。
ワルシャワに向かう機内から
5ヶ国目から6ヶ国目への移動には、今回が初めてとなる、そんな旧共産圏の航空会社を利用しました。
かつては、燃費も乗り心地も比較的劣ると言われている旧共産圏製の飛行機をたくさん使っていたこの航空会社ですが、今やNATO加盟国のフラッグキャリアらしく、西側の最新鋭機ばかりを使っています。
東側の共産圏では、航空会社に限らずあらゆるサービス業において職員の接客が悪いという噂話も耳にしていましたが、僕が利用したところではむしろとても快い接客やサービスを受けることが出来ました。他のヨーロッパのフラッグキャリアと何ら遜色ありません。
シェンゲンエリア内の便のため、機内サービスは比較的簡素で、日本の国内線と同じ様な感覚でした。有料販売品も、お馴染みのアメリカやドイツといった西側のブランドのお菓子や飲み物などばかり。例えばm&m、HARIBO、コカ・コーラなどなど。
いよいよ、初めての旧共産圏 ポーランドの首都へ
飛行機はいよいよ、ワルシャワ・フレデリック = ショパン国際空港に到着。
シェンゲンエリア内での移動のため、入国審査はなく、すぐに空港ターミナルビル地下の鉄道の駅に向かいます。
思っていたよりもだいぶ近代的で、それまで抱いていた旧共産圏のちょっと古めかしくてぶっきらぼうなイメージは早速崩壊しました。
駅の入り口に、乗車券の自動券売機があります。現金のほか、クレジットカードでも乗車券の購入出来ます。
駅の中も近代的です。
電車も近代的。
ポーランドの鉄道の駅には、ゲート式の改札口はなく、電車の中に改札機があります。電車に乗ったらすぐにこの改札機に乗車券を通す必要がありますので、忘れないようにしましょう。忘れると高額の罰金が課せられる場合もありますので要注意。
移動途中で見かけたたくさんの"共産アパート"
電車からトラム(路面電車)に乗り換えました。電車と違い、ゆっくりと走るトラムの車窓からは、旧共産圏らしいぶっきらぼうで画一的な、いわゆる"共産アパート"の姿も目にしました。
先ほどの空港の施設はいづれも近代的な作りでしたが、やはり郊外には旧共産圏らしさを感じさせるものが色々とあります。
無機質な街並みのあとは、カラフルな歴史地区へ
ぶっきらぼうで無機質な"共産アパート群"の中を過ぎると、待っていたのはカラフルなワルシャワ歴史地区。
戦争や共産主義政権による文化の統制などにより破壊されたかつてのワルシャワ中心部の街並みや文化が再現された、歴史的価値のある地区。きっとワルシャワ市民、そしてポーランド国民の誇りと希望が込められた場所でしょう。
ここからは解説文は少なめにし、旅のフォトアルバムらしく、ワルシャワ歴史地区で目にした光景の数々を写真でご紹介していきます。
歴史地区にあるマクドナルド
歴史地区での散策で疲れたので、ちょっと一息。
かつての旧東側諸国でも、今は西側の代表、アメリカから上陸したスタバもマックもあります。
日本にもよくあるマックカフェ併設店舗で、注文システムも受け取り方も、日本と大差はありません。日本と同じように、商品が出来上がったら番号モニターに表示され、カウンターで受け取ります。
ビックマック、ポテト、バニラシェイクともに、日本のそれと大差はありません。どんなに離れている店舗でも、同じブランドとして、世界中で同じ味とサービス品質が提供できるのって、実は逆に凄いことですよね。これぞ安定のマクドナルドの品質ですね。
ワルシャワ市街地へ
マクドナルドをあとに、トラムに乗り、ワルシャワの市街地へ向かいます。
やって来たのは近代的な車両。車内には、日本の電車のようにモニターの案内表示があります。英語表記もあるので、僕のような外国人観光客にも安心です。
車窓は次第に街中へ。高層ビル群が見えて来ます。
ワルシャワ中心街へ
ワルシャワの中心街には、ワルシャワ中央駅をはじめ、スターリン様式として有名な、文化科学宮殿や、社会主義国にありがちなまっすぐで広々とした街路樹付きの大通りや広場などが立ち並びます。
この文化科学宮殿は、ポーランド国民からはソビエト支配支配の象徴とする見方も多く、嫌われた存在ともなっているそう。
そんな社会主義国っぽいやや古めかしい街並みの中に、近代的なガラス張りの大型ショッピングモールや超高層オフィスビルなどが立ち並びます。夜になっても若者やカップルなどで賑やかです。
ショッピングのため、そしてお土産物の購入のため、僕はこの近代的なショッピングモールを利用しました。
モダンで不思議なガラス張りの屋根の下、今度はバーガーキングで休憩を取ります。こちらも日本のそれと大差ない品質。安定のワッパーセット。とても美味しかったです。
食事の後、同じモール内のスーパーマーケットでお土産物の買い物をしました。
海外でのいわゆるバラマキ系のお土産は、空港や観光地ではなく、市内のスーパーマーケットで買う方がコスパが良く、ウケが良いと考えています。
なぜなら、お土産店で売られているものは、いかにもお土産然とする様相のものが多く、値段も基本的に観光地価格であるため、どちらかと言うと質より数が重視されるバラマキ系のお土産物の購入にはスーパーマーケットの方が向いていると考えているからです。
またポーランドは比較的物価が安いため、今回の世界一周ひとり旅全体としてのお土産物の購入についても比較的コスパ良く済ませることが出来ました。
ワルシャワを去るときが
ワルシャワでのひとり旅も、いよいよここまで。近代的なワルシャワ中央駅から、次の場所へと向かいました。
再びのワルシャワ空港へ
ワルシャワ・フレデリック = ショパン国際空港へ戻って来ました。
先ほどの到着ロビーと同様、出発ロビーもとても近代的でオシャレな作りをしています。さすがはポーランドの首都の空の玄関口。
…ということで、ワルシャワの観光はここでおしまい。出国審査を経て、次の街へと出発することになりました。
世界一周ひとり旅の6ヶ国目、ポーランドはワルシャワの旅のフォトアルバムは、ここまでとなります。
今回も最後までご覧いただき、ありがとうございました。また次の旅の記事でお目にかかれることを楽しみにしております。