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中学受験に一番効くのは親の蔵書量!?
子どもの中学受験の付き添いで、8年前と全く同じ場所にいる。そしてこうしてPCを打っている。
8年前の写真を見ると、本を持って行って読んでいる。逆に言えば、本読むくらいしかなかった。
ほんの5年前には、Teamsなんて使ってなくて、ノートPC開いたとしてもちょっとメールを見て返信するくらいだった。
今見渡しても、ノートPC開いて仕事してそうなお父さん方がちらほら。
(その割に、塾や学校の保護者向け説明会でノートPC開いている人をほとんど見ないけど)
それにしても、中学受験って親子の受験というか、「親の蔵書量が子の学力に相関する」
というのはこうして保護者控室での挙動と符合するので実感としてある。
「読書率」で見る学校の傾向
Y50というのは四谷大塚偏差値(Y60とか)です
Y50台の女子校:スマホを見ているか、お母さん同士で話している人が大半。読書している保護者はあまり見かけませんでした。
Y60くらいの共学校:読書をしている人が約3割ほどいました。少しずつ増えてきた印象です。
Y65の共学校:明らかに読書している人が多い。50台の学校とは雰囲気が違う。
Y70の最難関女子校:ここが極めつけ。保護者の読書率が非常に高く、大半の人が本を読んでいました。さらに、一緒のテーブルに座っていた3人のうち、父親2人がなんと論文を読んでいたのです。しかも一方は英語論文。両名とも、おそらく医師のような雰囲気。保護者控室でこんな光景を見たのは後にも先にもこのときだけでした。
ちなみに、蔵書量と学力の関係については以下の記事をどうぞ
もちろん、蔵書を増やしたら学力が伸びるのではないだろう。
自身の収入や時間、家のスペース(空間)といったリソースの使い道として「本を読む」ことにある程度の優先度をつけている家庭が、学力が高い、という「直観として当たり前」の帰結にほかならないのだけど。