ロンドンーケルン-オスロ 三都物語 その1
欧州・北欧 三都オートバイめぐり
私は長くオートバイのクラブに属していまして、長く会報も作っていました。
ドイツの姉妹クラブのミーティングに日本人として初めて参加したのは、以前書いた通りで、その記事です。
独身の頃は何でも自由にお金を投じていましたが、結婚するとそうはいきません。
クラブの先輩が、余りに趣味のオートバイに入れ込み過ぎて離婚してしまった人がいました。それで、「結婚したらセーブしながらやらないといけないな。出来れば嫁には自分の趣味が続けられるように理解してもらいたい」という気持ちがありました。
幸い、家内は人の趣味には口を出す性格ではなく、「好きなら勝手にやれば、私は興味ないけど」という人なので、安心しました。
当時、クラブの仲間はタバコを吸っている人が多く、私もそうでした。
その仲間の一人が「部品代を捻出するのにタバコを止めている」と言いました。「そうか、そうだよな。タバコは吸ったら燃えて無くなって何も残らないけれど、部品は残る」。それで、スパッとタバコを止めて、部品を買い漁りました。
彼女と結婚する事が決まり、「どこに新婚旅行に行こうか?」と考えました。家内はヨーロッパの文化が好きで、結婚前に友達と2か月程の西ヨーロッパと東ヨーロッパの貧乏旅行をしました。
その途中でドイツに行った時に、ドイツの姉妹クラブの会長宅に泊めてもらい、いろいろとお世話になっていました。
「もし、ドイツに行くなら、顔を出さない訳にはゆくまい」と思いました。それなら、家内の好きな「イギリスも行きたいなぁ。俺は行った事ないし」とも考え、「その上、出来ればノルウェーに行って、フィヨルドをツーリングしたい」と思ったのです。
何故かと言うと、YouTubeの当チャンネル「マジ軽ナット」関連の動画の他に、カワサキのデイトナレースウェイでのZ1の世界記録達成のフィルムの一部だけ(著作権保護のため)をアップしています。ヨシムラチューンのZ1レーサー、若かりし頃の吉村不二雄さんも登場します。
去年相談役になられたので、プレゼントしたら喜んでもらえるかなと思っています。
実はこれは、記録フィルム自体がカワサキ(KMJ)に残っていなかったのです。
当ブログに書いた通り、ドイツのミーティングに行った時に、ノルウェーの姉妹クラブも来ていて情報交換をし、その後は会報のやり取りと連絡を取るようになっていました。連絡と言っても、当時は手紙を出すかファックスです。(笑)
やりとりの中で、ノルウェーのミーティング等のVHSビデオテープ(笑)を送ってくれて、PAL方式からNTSCに変換ダビングしました。
内容はノルウェーのツーリング風景があって、フィヨルドが見える所をオートバイでツーリングするシーンがあり、「こんな美しい所をいつか走ってみたい」と夢見ていたのです。
そのビデオの中には、前述のカワサキも持っていない記録フィルムをビデオにしたものがありました。それはこれから旗艦となるオートバイ Z1を世界に売り込むための70年代のカワサキオートバイ(現KMJ)の海外向け宣伝フィルムをビデオ化したもので、それを伝説のテストライダー キヨさん(清原明彦氏)にプレゼントしました。
その理由は、テスト走行はもちろん、Z1の宣伝フィルム撮影では若かりしキヨさんが、スタッフ役としても出演していたのです!
著作権はKMJに帰属しますが、画質が悪く50年経っているので、ちょっとだけ。キヨさん乗り、カッコイイ!
それをプロショップ・キヨにプレゼントした数年後、確かMr.Bike(かBG)にその逸話の記事が掲載されていて、キヨさんは「撮影に出演していたのを覚えていなかった」そうです。
これもまた後で書くかも知れませんが、それからずいぶん経って、訳あってKMJ(明石)にノルウェー人大勢を引率して連れて行く事になったのですが、キヨさんは私の名前も含めてちゃんと覚えていて下さって、いろいろと特別待遇してくれました。
今はオートバイのコレクションの公開は、神戸港のカワサキミュージアムとなっていますが、もしそこでその映像が流れていたら、それは私がKMJにプレゼントしたものです。
前置きが長くなりましたが新婚旅行で「イギリス、ドイツ、ノルウェーの姉妹クラブをぐるっと回れたらいいなぁ」と漠然と思いました。
そんなにお金がある訳でもなく、今のようにネットはもちろん、宿泊予約サイトなんてありませんから、旅行雑誌を買って調べ始めました。
ロンドン、ケルン、オスロを都合よく回るツアーはありません。もし、そう周りたいなら自分でプランを作るしかありません。
自分の願望と家内の納得感を探りながらの計画を立て始めました。
さて、行くのはいいけれど、どういうプランにするか?
ネットも携帯電話もない時代、どう苦労したのかを書きたいと思います。
次回に続きます。
「プコちゃん」のオーナー、スーパーカブ界のエンスージアスト トモさんがマジ軽ナットを凄く気に入って下さり、友人・知人に広めてくれています。Xは引退されましたが、過去のポストをご紹介します。
当時は路線バスのドライバーでした。マジ軽ナットでの効果をご自分のドライバーの経験と照らし合わせて見事に評価されたのです。「凄いなぁ、こんな人がいるんだ」と感心しました。
評価はインプレッションに比べてより高度になります。起こった現象に対して何が原因でそうなったのかを、先入観無しに冷静に判断する。
技術的な知識と感じ取る感性も必要です。
バス会社は運用コストをなるべく低く抑えたい。マジ軽ナットユーザーさんの繋がりで、バスのタイヤにマジ軽ナットを付けて試験的に試す事になりそうです。
毎日日報を付けて、定期点検もする訳ですから除電の効果は数値で分かるはず。
このような長いオートバイ人生、テストドライバーの経験をフィードバックして、特許製品「マジ軽ナット」をネットショップBASEで販売しています。
タイヤに加えて、サスペンションやエンジンを除電すると、各部品が少ない力でスムーズに作動します。スムーズで吹け上りが速くなる、スムーズに作動するから走行安定性が高くなります。
結果的に良い走りが出来て、疲労も軽減されます。
メルカリでも販売を始めました。「マジ軽ナット」で検索して下さい。
お知らせ
12月15日(日)午前6時より 神奈川県厚木市あゆみ橋で開催予定のエクスチェンジマートに出店の申し込みをしました。。
天候による開催の有無は、開催予定日前日の13時にエクスチェンジマートのホームページで発表となります。
開催当日は、ネットでは公開していない特許証と、エンジンベンチテスターで測定した除電前/後の性能曲線のグラフ、理論通りに除電して排気ガスの有害物質がほぼ無くなった測定器の写真もお見せします。性能曲線のグラフの写真撮影はお断りしております。