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デンソーも除電していた!

メーカーより先にやっています


お陰様で連日発送・納品業務に追われています。問い合わせや質問も毎日あります。
「どうお伝えしたら分かり易いか」を考えながらお答えするので、それだけでも毎日数時間を要します。
正しい除電を広めるのは、除電に対する誤解やプラシーボ効果を防ぐという目的があります。除電は適度な箇所で適正に行えば、体感出来る効果があるのを知ってもらう、それを広めたいのです。
先日のエクスチェンジマートのように直接ご説明出来れば、お客さんの反応や応答も鑑みながらお答え出来ますが、お会い出来なければ誤認にならないように、写真を送って頂いたり、印を付けた画像を添付したりと確認しながら進めています。

除電チューニングをするには、理論を知っていないといけません。どうやったら効率良く除電出来るのか、様々な要件を考え必要なポイントで一定量だけ除電するのです。
ネットショップBASEで購入出来るのは、マジ軽ナット タイヤ用とプラスアルファのみ、あえてそうしています。
除電は細かい事がとても大切です。取り付けは難しくはありませんが、効果的な取り付けをして体感して欲しい、その為には単に販売するだけではだめなので、そうしています。

タイヤの除電だけでは終わらず、その先の除電チューニングを進める方の割合が増えています。少しずつですが確実に広がっているのを実感しています。
タイヤの除電から始まり、エンジン周りやサスペンションの除電も進めたMさん。愛車のインプレッサスポーツ GPをよりスムーズで効率良い吸気とする為に、エアフィルターへの除電ネットの施工をしました。
エアフィルターの形状で取り付けが結構難しかったですが、無事完成しました。   

除電でエアフィルターの吸入効率が良くなります

この場合は既存のエアフィルターと交換する除電方法です。なぜ、エアフィルターの除電をするのか、遂にメーカーでも除電し始めた証拠を発見しました!
スイフトスポーツで除電チューニングをほぼ終えたSさん、吸気系の除電に進んだ際、エアフィルターが一体成型なので、除電ネットの取り付けは出来ません。
それで、エアクリーナーボックスに除電ネットを入れ込む為に、写真を何枚も送ってもらって確認したのですが、エアクリーナーボックスがやけに薄っぺらいのです。その時は余り気にしなかったのですが、先日に調べ物をしていて発見しました。   

スイフトスポーツ純正のエアーフィルター 左の金属板から放電させて静電気を除電します

この写真を見て気付きましたか?私はすぐ分かりましたよ。
エアフィルターの形状を見たらジャバラになっていない平らな部分があり、不思議に思っていたのです。「なるべくコンパクトにしたいのに、なぜだろう?」と。
写真左側に写っていますが、これは金属製の放電プレートですね。
SNSで「○○○の高性能エアフィルターに交換」等と投稿している人はたくさんいますが、これに気付いている人はまずいないでしょう。
なぜ、「エアフィルターを除電する必要があるのか?」ですが、現代のエアフィルターは紙に見えてもプラスチック繊維です。何度も書いている通り、石油由来の素材は静電気を多く発生させ、溜め込みます。つまり帯電量が多い。
フィルターは吸入する空気を濾す為に目が細かくなっているのですが、静電気が発生すると更に空気の流れを阻害するから、吸入効率が悪くなる。
人間で言えばマスクを二重にすると、より空気を吸い込みにくくなるのと同じです。
フィルター自体の吸入抵抗はどうしようもありません、もう一つの吸入抵抗となっている静電気を除電すれば、その分吸入効率を改善させる事が出来る。
それに気付いてエアフィルターの除電をしたのが2012年か13年。やっと純正でもエアフィルターの除電をするようになりました!
「静電気なんて性能に関係無い」と否定されていた皆さん、分かってもらえたでしょうか。

3年ほど前にホンダに障碍者の雇用推進をしている、ある施設のオーナーと話す機会がありました。
除電技術の説明をすると「そんな凄い技術があるなら、(自動車)メーカーが使うでしょう」と言われ、「メーカーより先を行っています」と答えましたが、実際そうでしょう?
金属板から放電させる特許はトヨタ自動車の十八番ですから、これも特許のはずです。スイフトスポーツはスズキの車ですが、吸気のシステムはデンソー製。デンソーはトヨタ自動車の完全子会社だから、特許を使用出来る。
それでエアフィルターに金属板を取り付けて除電し、吸気効率を改善させてコンパクトなボックスに収まるエアフィルターを作ったのです。
おそらくこの事はカタログには掲載していないのではないでしょうか?
スイフトスポーツ以外で、これと同じ金属板を貼った純正のエアフィルターが付いている車をお持ちならば、ご連絡頂きたいです。

現代の車は空気の吸入口からインテークマニホールドまで、殆どプラスチックやゴム製です。
これからの季節、外出した際に静電気によって花粉が服に付着しているので、家に入る前に服をはらいましょうと注意喚起されます。
このように静電気が起こると花粉だけではなく、もっと軽い空気の分子も引き寄せるのは想像出来るでしょう。それが空気の流れを阻害するのです。
せっかくエアフィルターを除電しても、その先に流れて行く際にまた帯電してしまう。だから要所で除電してあげる必要があるのです。
人というのは不思議なもので、知名度がある会社の物なら信用する、知名度が低いと疑ってかかる事が良くあります。特にこのように大メーカーより先に実践している先端技術は一般には知られていませんから、特許証を示そうが、エンジンベンチテスターの測定値を見せようが頭から否定する人もいます。
その為にメーカーは膨大なコストをかけて広告宣伝している訳ですから、ここでは勝負になりません。
しかし、このような事実を提示すれば、興味を持つ除電予備軍は多いはず、マジ軽ナット タイヤ用を使っていればなおさらです。
今現在もマジ軽ナットユーザーから、エアクリーナーボックスとエアフィルターの除電の問い合わせで、毎日のようにやり取りをしています。
除電チューニングは本物なら効果があります。でもまだまだ知らない人の方が多い。
メーカー純正でも除電をしているのを証明出来たのは、また一歩前に進んだという事ですね。

タイヤの除電で効果を確認すると、次の除電をしたくなるものです。
先月、除電の技術協力をしている工業高校の先生方にマジ軽ナット タイヤ用やマジ軽バンド等を納品しました。
S先生がスタビライザーのリンクに汎用のマジ軽ナットを取り付けて、リンクの上と下でも動きが良くなる部分が違うとの報告を受けていました。実際そうなのです。
ロードスターのマニュアルミッションの入りが今ひとつだったのも、マジ軽ボルトでの除電で改善しています。
そしてマジ軽バンドを先生方が自分の車に試着したそうです。タイヤにはすでにマジ軽ナットが付いていますが、ラジエターホースでも変化を確認されて、先日、追加で納品しました。
自動車科ではマジ軽ナットシリーズを用いた授業をしていますが、先生方が自腹を切って除電を体験しているのです。素晴らしい先生方ではありませんか。      

先生方も楽しみながら除電チューニングを進めています

今回納品した写真だけを見ても、この高校でどれだけ除電チューニングが普及しているか分かるでしょう。
一番大きいのはランクル用だそうです。ランクルは年末に取り付けしましたが、デフも効果が大きいところです。
副校長先生のDax125にも除電チューニングが施されているのです。2年半程前に一本の電話をした事から始まり、今ではこうなっています。
工業高校の先生方だから新しい技術に興味があり、面白いのでしょう。

一方、世間では物価が高騰し続けていて困っています。
4月からまたビールが値上がりするそうです。レギュラーガソリンも一部では200円/リッター超えとなっています。減反政策で、米の価格も去年の倍位の値段になっています。
給料は上がらないのに、物価だけだんどん上がって行く。これらを「悪いインフレ」と言って、どんどん国民の生活が苦しくなるのです。
日銀は銀行だけを儲けさせるために、政策金利を上げてしまった。それを将来の銀行への天下りの下地作りだという人もいます。住宅ローンを組んだ人には切実な問題ですね。
それなのに政府は増税路線に突き進んでいます。法務大臣が職員に隣の国のお菓子を配る?、法律のトップ法務大臣ですよ。そればかりではなく、お隣の国や自分の政権に不都合な発信を検閲し始めているとか…。
国民不在の政治が続いていますが、そのような状況下でも自分の生活は守らないといけません。

無駄に消費しているエネルギーを減らすというのは、省エネルギーという事。除電は自己防衛の手段の一つでもあります。
まずはタイヤから始めてみませんか。新しい省エネ技術が待っています。

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