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お客様と共に成長しています

除電を一緒に楽しむ事が大切

静電気の除電の効果をまだまだ知らない人もいますが、確実に除電チューニングは広まっています。その変遷を初めから見ている訳ですが、現在は効果の無い偽物も多く出回るようになりました。
自由主義社会では当然、競争が生まれます。売れそうな物があると、同じような効能を謳って似た物を安く売って儲けようとする人が必ず出て来ます。
実は私もそのような状態になっている被害者なのです。当ブログをほぼそのままコピー&ペーストして「除電して~」と似て非なる物が販売されています。
そのような事情でブログには除電の知識の6割程度しか書いていません。
しかしこれは、除電グッズが淘汰の時代に入った事の証でもあります。
古くはビデオテープのベータ/VHS、携帯電話サービスやネット回線等、ある程度普及してくると「どこが得か」や「どこが性能が良いのか」、「どこが得か」等をトータルで考えて選びます。除電グッズもそのような段階に突入しつつあると感じています。

除電グッズは車で言えば、ホンダがアフタマーケットパーツとして販売している、除電シールがあります。これは今の季節、車に触れる際に「パチッ」となりますね。
少しならまだいいですが、痛みを感じる「バチッ!」は3,000V以上の放電です。心臓にペースメーカーが入っていたらどうなるのでしょう。
これを防ぐ為に車体のドアロックのキャッチ付近に貼って、そこから放電させて「パチッ」とならないようにする除電グッズ。これが大体4000円前後で売られています。
確かに「パチッ」とは来なくなるでしょうけれど、走行安定性に寄与する事はありませんし、何かが節約出来る訳でもありません。
それであれば、もう少しだけお金を出してマジ軽ナットを付ければ、マジ軽ナットから24時間放電し続けていますから、「パチッ」となることはまずありません。工業高校のY先生が車から下りる際の静電気を感じなくなったとの事、電気を使わない除電だからこそのメリットです。
それだけではなく、タイヤを除電すると転がり抵抗が減るので、タイヤの摩耗が少なくなります。更に走行安定性が高くなります。マジ軽ナットを付けて2週間程経ってから外してみて下さい。車の挙動が不安定に感じるはずです。

本題ですがタイヤの除電で効果を確認すると、「他の場所も除電してみたい」という方もいらっしゃいます。これはいつも言っている「タイヤで体感出来なければ、次の除電に進むことはありません」という言葉の裏返しです。
「タイヤの次も試したい」というマジ軽ナットユーザーの割合は増えていますし、当ブログのアクセス数も増え続けている事からも、除電チューニングが広まっているのを感じています。
タイヤの次、例えばクーラントの除電で終わる方もいて、それも全然構いません。これだけでも随分走り易くなりますので。
更に除電チューニングを進める方もいます。単にパーツを売って「がんばって取り付けて下さいね」という事はしていません。
実際に会えない場合は写真を送って頂いて詳細に説明をしています。除電は細かい事を積み上げて、初めて効率良い除電となります。だからお客さんにはなるべく取り付け後の写真も送って欲しいのです。

お客さんと何度もやり取りをしていると、単に取り付け方だけではなく除電の理屈も含めて説明しつつ、取り付けしてもらうようにアドバイスするようになりました。
この除電方式の一から知っていますから、どれも自分が学んで来た道です。お客さんのレベルに合わせて適度にお伝えするように心がけています。
同じパーツでも取り付け方で除電効果は変わります。送ってもらった取り付けの写真を見て「こう取り付けてみて下さい、その方が効果があると思います」というようにお伝えする事もあります。
それでやってもらうと「確かにその方が効果ありました」というような、一見面倒な事をしています。別に当たる・当たらないをしている訳ではなく、理論に則っているだけです。
これが除電チューニングの神髄なのです。そうしているうちに信頼関係が出来ると思います。

お客さんの中にはご自分で「ここがやりたい」という希望もありますから、多少順番が前後するのは構いませんが、明らかに間違った順番で除電をしたいと言われたら、これも説明しています。
車が望んでいる箇所や順番と、お客さんの希望は必ずしも同じではありません、
素人考えで適当にやられて「大した事無い」と言われるのが嫌なのです。
例えばエンジンの気持ちになって除電を進めると、このような結果となります。

プラシーボ効果でも何でもなく、数値で出るのです。
169,00km走行のガソリン車 バン(貨物)の数値です。

お客さんとのやりとりを繰り返しているうちに、友達から聞いた麻雀のマンガ「雀鬼」というタイトルだったと記憶していますが、それを思い出しました。私はマンガは読まないので聞いた話ですが、実在の人物がモデルだそうです。
麻雀界では伝説的な人物なのだそうですが、友人が熱く語ったのを思い出すと「麻雀で勝つのは当たり前なのだけれど、ただ勝つのではない。一緒に卓を囲んでいる相手を育てながら勝つのが凄い」のだそうです。
除電に勝ち負けは関係ありませんが、正しい除電を学びながら楽しくチューンナップしてもらえば、お客さんから友人知人に正しく伝えてもらえる。
雀鬼ではないですが、お客さんに除電の正しい知識を学んでもらいながら使って欲しいのです。
そうでなければ「良く分からないけど、付けたら良くなった」で終わってしまいます。
お客さんが楽しんでくれれば、こちらも嬉しい。単なる物売りではなく、一緒に除電を楽しむ、これが大切だと感じるようになりました。
通販でここまでアドバイスしている販売店はそうはないと思いますが、正しい除電を広めたいのでそうしています。

このようなまだ知られていない物、微妙なバランスで性能が左右される物は適当に取り付けられては困るのです。
お客さんから教えてもらえるの事もたくさんあります。自分が経験していない事、試した事を手間をかけて報告して下さる方もいます。
こちらは文字ではなく動画です。スーパーカブのマフラーを試作、サイレンサー無しの直管で回したと際に偶然撮影出来たものを提供して下さいました。
この後、除電をしたらこのような放電現象は無くなったそうです。

初めに書いたように除電チューニングで効果があるのが広まると、素人さんが寄ってたかって真似し始めました。一番多いのがアルミテープでの除電です。値段の安さと手軽だからでしょう。
私はアルミテープは試した事はありません、特許権の侵害という犯罪だからです。
トヨタのアルミ箔を使った除電の特許解説もしましたが、これは公開特許だから問題はありません。でも、特許文献には書かれていない奥の部分があります。
同じ電源不要な静電気の除電をしているのですから、除電の後輩(特許出願日による)とはいえども法律を守るので真似はしませんが、文献を読み解くとただ真似しただけでは効果が低いというのは分かります。
マジ軽ナットも真似して「効果があった」と書き込んでいる輩がいますが、アルミテープと同様に犯罪です。ただ市販の部品を付けて放電はしません。それは13年前に散々やってダメだから、技術を積み上げた結果、特許が取得出来たのですから。
ちょっと考えれば分かると思うのですが、それが分からないから法律まで犯すのでしょう。
まだまだ広くは認知されていない技術ですが、理論に則って行えば体感出来ます
体感出来なければ、次に進む事はありません。

タイヤショップにお勤めの、マジ軽ナットヘビーユーザーの Hさんに4トントラックのタイヤへの2個付けを提案しました。様々な積載量で一般道を走ったインプレッションが聞きたかったからです。
マジ軽ナットの2個付けをしていたら社長さんに見つかってしまったそうですが、おとがめは無し。なぜなら社長さんもマジ軽ナットのユーザーで、貸し出し用まで買って広めてくれています。わざわざインプレッションのご連絡も頂きました。
さっそく取り付けて乗ってみて、「Uターンのハンドルの切れ換えで軽くなっている」、「道路の継ぎ目や段差の乗り越え時も 乗り心地良い」との報告がありました。
あの大きなタイヤと車重でも小さなマジ軽ナットの除電で効果が確認されました。
燃費の方はトラックの燃料タンクから他の機械で使う分を抜いているので、計測出来ないそうです。

トラックやダンプに乗って腰を痛めた話はよく聞きます。それが少しでも緩和出来ればドライバーは助かります。転がり抵抗が減るのでタイヤが長持ちします、これは経営者が助かります。
お客さんを運ぶ仕事ならば、乗り心地が良くなるのは乗客サービスにもなりますね。そのような訳で、バス会社でも試験的に取り付ける話も出ていますので、Hさんにも試してもらっています。

トラックでは2個付けで試してみもらっています

さすがタイヤショップですから、綺麗にされていますね。

今の政府は国民の困窮を無視して、税収増をとにかく増やしたいようです。ガソリンやヂーゼル燃料はこれからも値上がりするでしょう。
ただ我慢するだけでは面白くない、楽しみながら節約出来るというのが、除電チューニングの面白いところでもあります。

マジ軽ナット 自動車用とオートバイ用のみメルカリでも販売を始めました。他はご相談下さい。
メルカリのホームページで「マジ軽ナット」と検索して下さい。たまったメルカリポイントで購入される方も増えています。

お知らせ

2月16日(日)午前6時より 神奈川県厚木市あゆみ橋で開催される、エクスチェンジマートに出店の申し込みをしました。
天候による開催の有無は、開催予定日前日の13時にホームページで発表になります。
出店は6:30頃の見込み、閉店は先月は10時過ぎでした。
開催当日は、ネットでは公開していない特許証と、ベンチテスターで測定した除電前後の性能曲線のグラフ、理論通りに除電して排気ガスの有害物質がほぼ無くなった測定器の写真もお見せします。

尚、性能曲線のグラフの写真撮影はお断りしております。

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