【旅行記】山形・置賜 龍上海と温泉巡り 1泊2日(前編)
みなさんこんにちわ。お出かけ大好きTRIP_YUKOです。週末に思い立って山形県置賜エリア(米沢方面)に行ってきました。
ココナラで旅行プランを提案していて、龍上海と赤湯温泉、そして高畠ワイナリーを提案していたら自分が行きたくなってしまいまして(;'∀') 急遽金曜に山形行きを決定!3月の弾丸週末旅です。前編1日目です。
6:12 東京駅 新庄行きつばさ121号
始発の山形新幹線で山形へと向かいます。雪が少ない今年はもうスキーシーズンも終わっているのでしょうか。春の旅行シーズンを前に観光客は比較的少ないのかなーという感じがしました。始発と言うこともありますがこの時間帯はかなり空いていました。
8:35 赤湯駅 到着
山形県の米沢駅から二駅の「赤湯駅」。今回初めて赤湯に新幹線が止まることを知りました。今回「赤湯」に来たのはなんと言っても「山形で一番行列ができるラーメン店」として有名な、全国的に知名度も高い「龍上海(リュウシャンハイ)」の赤湯本店に行くためです!!
赤湯は温泉も豊富で「赤湯温泉」があり湯めぐりもできる観光資源豊富なエリアです。赤湯温泉街まで徒歩25分ほど。
9:00 温泉巡り① 公衆浴場 赤湯元湯
龍上海に並ぶ前に、まずは朝風呂ひとっぷろへ!大きな目的である温泉巡りの1つ目です!公衆浴場の「赤湯元湯」を訪れました。
赤湯には公衆浴場が3つもある温泉天国!営業時間も5時半や6時から開いているので朝風呂にもってこい。
こちらの赤湯元湯は「公衆浴場」なだけあってとにかく入浴料が安い!!なんと200円!東北の共同浴場って本当に安いですよね。羨ましい・・・。
赤湯元湯は「湯川原源泉」「 森の山2号源泉」2つの源泉が楽しめちゃう公衆浴場なんです。浴室のお風呂は2つ浴槽があって、それぞれの湯口から温泉が流れていてどちらも源泉かけ流しです。森の山2号源泉の方は「含硫黄」だそうで少し硫黄の香りも漂って温泉らしさも味わえます。
と言っても硫黄がきつくなく、またトロッとしたような肌触りでもなく、入りやすい温泉で毎日入りたくなる感じ。建物の年数もそこそこ経っていると思いますが清潔で良かったです。
10:00 開店90分前!赤湯ラーメン 龍上海 赤湯本店
今回の1番の目的「赤湯ラーメン 龍上海 赤湯本店」です。山形で最も行列が出来るラーメン店と言われている超人気店。開店は11:30ですが土日ともなれば2時間待ちらしい。10時には並び始めると聞いたので、開店前90分=10:00を目指してやってきました。10時前に到着すると2台ほどお客さんの車がちょうどやってきたところ。さすが・・・こんな時間で本当にやって来るんだ・・・。私たちがベンチに1番乗り。そこから90分の待ちです。
ベンチがスチールのベンチで、この日はまだまだ寒い日。マジで凍えました・・・冬に待つ方は座布団かなにか下に敷くものを持って行った方がいいです。ちなみに車で来ている方は、1人行列に待ってさえいればOKのようなので車で待機出来ます。11:30開店の頃にはおそらく60人くらいは待っていました。
いよいよ開店!「寒い中お待たせしました~」という一言がなんだか温かい。食べログで30人くらい1回で入れると読んだ気がしますが、テーブル6組+1人用カウンター5席くらいで、実際には入れたのは18人くらいでした。
お店に入るとスタッフの皆さんがとっても元気の良い声で迎えてくれます。接客が非常に明るく元気が良くて、印象がとても良かったです。
頼んだのはもちろん定番の「赤湯からみそラーメン」!真ん中に赤い唐辛子のタネが乗っかっているのが印象的。あ~これ見たことあるっていう方も多いのではないでしょうか。
まずは、スープを一口飲んでみると・・・食べたことないスープの味がする!!!味噌感はほとんど感じないほど。美味しいスープであることは間違いない。夫曰はく「パスタみたい」と表現するぐらい唯一無二な味わいのラーメンにとにかくびっくり!油で―コーティングされたスープがアッツアツで、手打ちの麺は優しい味わいです。
美味しいのはもちろんなんですが、これは他では食べれないなってソウルフード感がすごい。食べすすめていくと、あれっ?いつの間にか「しっかり味噌ラーメン」になってる!えっ!?なんで!??いつの間に?
これは食べないとわかりません。ぜひ赤湯へ食べに行ってください!
温泉巡り② 立ち寄り湯 丹波館
赤湯温泉は公衆浴場以外にも旅館の立ち寄り湯があり、利用することが出来ます。赤湯温泉には結構な軒数の旅館があるので湯めぐりするには事欠きません。1軒目で入った赤湯元湯のすぐ裏にある「丹波館」。評判が良いようなのでこちらに訪れました。旅館の立ち寄り湯は500円。公衆浴場に比べると倍以上しますが、他の温泉地の立ち寄り湯に比べるとかなり安いですね。
赤湯温泉は、山の中とかではなく「こんな普通のまちなかに?」というような平地にあるため露天風呂はほぼありません。旅館だと唯一、丹波館に露天がありますが、ほぼ室内のような感じで外の風景が見れるわけではありません。男湯・女湯の日替わりとなっていて、この日は男湯が露天でした。女湯は中風呂で、大きくはないですが非常にきれいなお風呂でしたし、客が私だけだったので貸切状態で温泉を楽しめました。
こちらの温泉ももちろん源泉かけ流しで、含硫黄のため少し硫黄の香りがする温泉です。
温泉巡り③ 公衆浴場 赤湯温泉 湯こっと
赤湯温泉3つ目は、一番新しい公衆浴場 「赤湯 湯こっと」です。こちらは2022年にオープンしたばかりの新しい施設。木材の香りもするとっても素敵なオシャレな公衆浴場でした。入浴料は300円。ほかの公衆浴場より高いですがボディシャンプー&シャンプーも付いてきます。バリアフリー化がされていて、バリアフリー浴室の貸切などもあるようで、介護が必要な高齢のご家族を連れていらっしゃっている方も見かけました。大きなお風呂に入れるのはいいですよね。
こちらの施設は、元々公衆浴場だったところを作り直している施設です。浴室の真ん中にタイル張りの浴槽、周りを洗い場が囲むという「公衆浴場らしいデザイン」も伝統を引き継いでいて素敵でした。レガシーってやつですかね。できたばかりで本当にきれいな施設です。こちらも含硫黄で硫黄の香りのする温泉が楽しめます。室内露天もあり、温度も熱くて良かったですよ。
そして目玉はもうひとつ!こちらの公衆浴場には「ワインサーバー」があるんです!赤湯が位置する南陽市はワインの産地としても有名なところ。地元ワイナリーのワインを飲むこともできちゃいます!
常時9種類ものワイン。そして2種類のぶどうジュースが楽しめます。1杯(60mlだったかな?)300円で、ちょっぴり飲むにはちょうどいい量ですね。楽しすぎる~。
ラーメン、温泉、ワインなんて、赤湯は観光資源が豊富すぎます。
15:45 米沢駅~小野川温泉行
米沢駅に戻り、小野川温泉行のバスに乗って今夜の宿泊先「小野川温泉」へと向かいます。小野川温泉は「米沢八湯」の筆頭で、米沢駅から約20分。米沢の奥座敷と呼ばれる13軒の旅館が立ち並ぶ温泉街です。源泉の泉質が良いことで知られる名湯。
バスはSuicaが使えました。赤湯~米沢は使えないのに・・・。
16:15 小野川温泉 高砂屋 チェックイン&温泉巡り④
本日宿泊するのは小野川温泉の「高砂屋旅館」。レトロな和建築の外観が素敵です。チェックインして少し街中を散策したあとは、高砂旅館の温泉に入りました。もちろん源泉かけ流しです!!
泉質は「含硫黄ナトリウム カルシウム塩化物泉含ラジウム」、PHは6.9の中性です。「バランスが良い」のが特長だそうで飲泉も可能な温泉です。メタケイ酸という化粧水にも使われている成分が多いことから美人の湯とも呼ばれいるそうです。「トロッ」としているわけではないんですが、肌がしっとりするような、ほんと化粧水をつけてるような感じがします。
夕食は米沢牛のしゃぶしゃぶ!リーズナブルに米沢牛が食べられるのも小野川温泉の旅館の特長だそうで、こちらの夕食も見た感じよりも結構な枚数が入っていて大満足でした。米沢牛は肉の味わいが深くて脂よりも赤身を感じられるのが私たちにはぴったり。しゃぶしゃぶなのでより、さっぱり頂けてとっても美味しかったです。
小野川温泉は大きな温泉街ではありませんが、なんだかホッとする感じの温泉街です。(後編:2日目に続く)