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空気なんて、読まなくていいよ

私は普段アドラー心理学にもとづいたセミナーや座談会をしているのですが
その際にいつも、どうして私がこの活動をしようとしたのかという話を
冒頭にお伝えするようにしています

先日も、皆様になんてお伝えしたらいいのかなぁと考えていた際に
ふと
『空気を読まなくていい』
という言葉が頭に飛び込んできました

その言葉が浮かんだとたん
じわっ
と目頭が熱くなって
そんな自分に自分がびっくり

そうか

他者の顔色や声色をうかがうことなく
表面的でも事務的でも反射的でもない話ができる場が作りたい

安心安全な穏やかな気持ちで
自分の深いところの声をきいてそれを外にだしてみようと思える場所を作りたい

と思ってやってきたのだけれど

そういった場を心底望んでいたのは
この私自身だったのかということに
改めて気づいたのでした

思えば子供のころから
ずっと周囲の大人の顔色をみて生きてきた

喜ばせなきゃ
笑わせなきゃ
失望させないように私が頑張らなきゃ
そうすることでしか
愛してるって伝える手段を知らなかった小さな私

・・・・・・・・・

だからなんだね

座談会やセミナーに参加してくださる方からよく
めちゃめちゃ楽しそう〜
と言われるんだけど

確かに参加してくださる皆様以上に
ホント私がその場を一番楽しんでめちゃ癒されているんだろうな…

そりゃそうだ
だってずっと求めていた場所に
いられているんだもの

本当の自分で
人と深く繋がりたい
そう思って生きてきた小さな私に
今この光景を見せてあげたい

こんなに豊かな世界があるんだよ

自分のままの自分でいてよくて
そしてそれを受けとめてくれる人がいて
また一緒にいる人も同じようにドキドキしながらも勇気をだして
自分の深いところからの言葉を紡いでくれる
本当の姿をみせてくれる

それは本当に
私にとっては
光りに包まれたやさしい世界のように
穏やかであたたかくて
安心安全な場所

だからこそ
私は声を大にして言いたいです

「空気なんて、読まなくてもいいよ」

ずっと誰にかけてもらいたかった言葉を
自分で自分にかけてあげよう


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