甲状腺がん体験記60 中医学は調整
現在、中国人の漢方医のところに通っていますが
(経緯 体験記12 https://note.com/tresmin/n/nfb21b1750416)
私が色々心配事を言ったり、細かい不調を伝えると、先生はいつも「頑張って調整しますね」とおっしゃいます。
そうだ、中医学は「調整」なんだ。
中医学で重視するのは「バランス」です。
身体のバランス、精神のバランス。
バランスが崩れると不調=病気になるため、そのバランスの崩れを調整するのが中医学。
調整して整うと、その結果、健康になり、美容にもよくて、老化防止にもなる。
つまり、現代医学と中医学では、不調に対するアプローチが全然違うので、別物ともいえます。
私はいつも自分の薬膳教室で
「現代医学と中医学、両方をうまく活用するのがいい」
と話しています(写真 資料)。
でもね、人間って、やっぱり調子よい、もしくは逆に、不調を感じなければ、「体のバランスを整える」という、見えない、曖昧なことにお金払わないじゃないですか。
そもそも、不調を感じてないので、効果もわからないし。
私も自分の未病のために鍼灸にいっていたこともありますが、経済的に苦しくなったり、忙しくなると、遠のいてしまっていました。
(※ただ、美容鍼、これは結構即効性のある効果を感じるので経済的にも余裕がある時にはいってました(笑))
で、今。
現代医学という観点では、私の場合は、手術で悪い部分をとる、ということ。
さっさと終わらせたい。
中医学という観点では、
手術までの間に、体調をよくする、術後早く回復させる。
というために通っています。
心の陰陽バランスが重要、それを整えていきたいという記事も
(体験談49 https://note.com/tresmin/n/n8632e7641c0f)
書きましたが、
治療においても、仮に、現代医学が陽で中医学が陰、と割り当てると(あくまで自分の勝手なイメージ)そのバランスをとりながら治療するのがいいのかな、とふと思いました。
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