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【旅育のススメ】オーストラリア ゴールドコースト(4)シーワールドとウェット・アンド・ワイルドへ
さやです。「シーワールド」と、「ウェット・アンド・ワイルド」訪問記を一気にお届けします!
長いですが、よかったらお付き合いください。
前回までのあらすじはマガジンをご覧ください。
・アプリは必須
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27日朝。ホワイトウォーターワールドはまだ休止中のため、ホテルから近い"Sea World(シーワールド)"へ行くことに。ここはアメリカのVillege Roadshow Picturesという会社が運営していて、シーワールドの他にも"Warner Bros. Movie World"、"Wet'nWild"ほか5つの施設があります。ゴールドコーストは、これらパークに行くだけで5日は過ごせるという、パーク天国でもあります。
Villege Roadshow系の施設に行くときは、アプリが必須。
当日の施設改修・休止情報や、イベントの時間などをチェックできます。
入場料もアプリで買えば割引があります。
運営会社の性格上、シーワールドは水族館というよりも、「海の生き物がいるテーマパーク」という感じで、ジェットコースターなどライド系もあります。普通の水族館好きとしては、正直そこまで期待はしていませんでした。
・シーワールドは楽しい
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ところが期待以上に、シーワールドはとても楽しかったです。入ってすぐペンギンとクラゲを見たのですが、「まあこんなものかな…」という感じ。でもそのあと見たアシカショー、パウパトロールショー、イルカショーは、内容がよく、しかもはしごするのにちょうどいい時間設計になっていて、効率よく動けました。
暑い日だったので、ショーの合間に時間をつぶしたり、ひたすら歩いたりせずに済んで、子連れとしては助かりました。
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下:パウパトロールの歌を熱唱、英語なのでうちの子たちは無言(笑)でしたが、
楽しかったらしいです
イルカショーは個人的に、今まで見た中で一番良かったです。
<理由>
・自然のラグーン(入り江)をイメージした舞台が素敵
・音楽が静かで、イルカの優美な動きに集中できた
・トレーナーは話さず、表情や体の動きなど全身でイルカと対話しているように見えた
・ショーの間にナレーションで、イルカたちが暮らす海をとりまく環境問題と、シーワールドがどのように海の生物を守り、環境保護に貢献しているかの説明があり感動した(海にごみを捨てないでね、の呼びかけも)
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歓声を上げるのも、鳥肌がたつくらい素敵でした
日本で見る、大きな音楽と手拍子で盛り上がるショーも楽しいのですが、比較するとどうしても「見世物」感がします。
すべての命がかけがえがないことを伝え、環境問題について啓蒙する内容はもっと日本も取り入れていいのではと感じました。
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右上:エイに触れるゾーンも
暑いので昼過ぎに切り上げ、ショッピングモールで昼食(モスバーガー)にしてから、Broadwater Parklandsの大型トランポリンで遊びました。(2回目)
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大人も遊んでいて楽しそうでした
・オーストラリアの英語について
英語について少しだけ。
オーストラリア英語は、慣れない耳には聴き取りが難しかったです。また移民として働く人々は第二言語として英語を使っており、彼らの話す英語も難易度が高かったです。
ただし、そのおかげかこちらの英語がつたなくても、優しく、寛容に接してもらえる安心感がありました。
オーストラリアでは、英語を話せない移民に対し"AMEP(Adult Migrant English Program)"という英語習得の無料プログラムがあり、スクール形式やオンラインなど、希望に応じて学べるそうです。未就学児の子どもには託児サービスもあり、移民として来た人の8割近くが参加しているそうです。
海外に行くと、ふだん英語を勉強している人ほど、リスニング力が追い付かなくて落ち込むと思います。(私もです)でも日本語もそうですが、人によって話し方が違うので、聞き取れなくて当然なんですよね…。
開き直って、わかるまで何回も聞く、理解が合っているか自分の言葉で置き換えて確認するようにすると、言葉が完璧でなくてもコミュニケーションは取れる!という自信に繋がると信じています。
何よりも、コミュニケーションを諦めないほうが、楽しいです。
・覚悟を決めてウェット・アンド・ワイルドへ
28日朝。行きたかったホワイトウォーターワールドは今日も閉鎖。もう一つの候補"Wet'nWild(ウェット・アンド・ワイルド)"へ行くことに。
ホワイトウォーターワールドの方が小規模で子供向き、ウェット・アンド・ワイルドはスリル系のスライダーが多く上級者向きという印象がありました。行っても楽しめないのでは…でも、それは嬉しい誤解でした!
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右:部屋からの朝焼けの海も今日で見納め
・減らないガソリンと大渋滞
今日はブリスベン移動日。荷物をまとめて車に詰め込み、いざ出発。ところが夫が「燃料計が減ってないんだよね…」と。試しにガソリンを入れたら24リットルほど入ったので、燃料計の故障と判明…!
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このちょっとした寄り道が、あとで響くことに。目的地まであと200メートルのところで大渋滞となり、車が一ミリも動けなくなりました。プールを目指す人が大挙して押しかけたこと、嵐の影響による信号機の故障などが重なり、大混乱でした。
ウォータースライダーで楽しむ人たちを横目に、のろのろ運転するのは辛かった。係員による交通整理はされていたものの、そこから到着まで1時間以上かかりました(涙)
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きのうのアプリでチケット購入しました
車を止めて入り口へ向かう間、なぎ倒された木など、生々しい嵐の爪痕を目にして、あらためて被害の大きさを実感しました。
そして中も大混雑。困ったことに、クレジットカード式のロッカーは一杯で、空いているのは現金式のみ。現金を1セントも持っていない私たちは、荷物をすべて持って園内を移動することに。
今回、あえて両替をしなったのですが、ほぼすべての場所でクレジットカードのタッチ決済が使えました。でも5千円くらいは両替しておけばよかったと、この時思いました。
ちなみにタッチ決済は便利すぎて、お金を払っている感覚が薄くちょっと恐ろしいです(笑)
・キッズエリアは楽しい
それでもよかったのは、キッズ専用エリアがあったこと。水が怖い長女にとっては、ちょうどよかったです。はじめは怖がっていたウォータースライダーも、短いものから慣らしていき、滑ってみたらすっかり気に入って、3人で何度も滑りに行っていました。
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この奥に短いウォータースライダーと、右側には浅いプールがあります
昼過ぎに気温は38度をこえ、水の中にいても暑く感じるほど。
園内でお昼を食べようにも、来ている人の数に比べて座る場所が極端に少ない、値段が高い(現金しか使えないお店あり)、どの屋台も長蛇の列(自販機がないので水も並んで買うしかない)、暑さで飲み物の機械が壊れるなど、まともに食事はできず、チキンとポテトをちょっとつまんだくらい。
それでも、今回ゴールドコーストで体験してほしかったウォータースライダーで子供たちが遊べて、行ったかいはありました。
夫と私は交代で荷物と子どもを見てました。
次回は家族で乗れるライド系とかスリルあるやつに乗りたい…!
・ブリスベンへ
爆睡する子どもたちを乗せて、北のブリスベンへ向かいます。緑が多く、都市にしてはのんびりした雰囲気でした。ホテルにチェックインしてから珍しく外食しました。
ちゃんとした食事、できればステーキかシーフードがいい!ということでGoogle Mapで探して、"One Fish Two Fish"というシーフードのお店に行きました。
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お店にて、子どもには塗り絵のサービス
美味しすぎて飲むように食べました
残りものは、持ち帰りボックスに入れてくれます
1キロちょっとの距離でしたが坂道が多く疲れるので、ウーバータクシーを呼びました。すぐに来てくれて、便利さを実感。シーク教の運転手さんで、フロントミラーについている御守りに長女が気づき、興味深そうに見ていました。
・物価について
日本に比べてあらゆるものが2倍以上するオーストラリアですが、国としての最低賃金(時給)は昨年より8%以上upのAUD23.23ということです。1AUD=96円換算で2,230円なので、東京都の1,113円のおよそ倍にあたります。
ゴールドコーストのダイソーもすべて2ドル以上でした。オーストラリアと日本で収入の差が2倍あることを、現地に行ってあらためて痛感させられました。このままでいいのか、日本…
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