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「何年もはたらいているのに」「成果・数字を出しているのに」「売上が上がっているのに」

給与上げてくれないかなと仲間や同僚といった不満をよく耳にします。

結論から言いますと、出来ます。

 

ですが、仲間や同僚に言っても何も変わりません。会社に対して言わないといけません。

多くの日本人は謙虚で、協調性があり自分の考えや意見などを口にするといったことが得意ではないですし、会社という組織の中にいる以上、評判であったり、印象が悪くなると思いがちですが、交渉なしで給与なんて上がるはずがありません。自分の人生や権利を守るためにもぜひ、給与交渉にチャレンジしてみてください。

 

では、どうすればいいの?とお思いの方もいるでしょう。ただ闇雲に上司に対して「給与上げてください」と言っても却下され、受け流されてしまいます。


重要なのは、誰に言うかとタイミングです。

 

まず、「誰に言うか」ですが、

人事や労務、総務のといった給与計算をしている方にいってもあまり意味がありません。

そういった方々は単に処理をしているだけ給与の決定権はありません。逆に金額を変更しなければならないので仕事が増えてしまうので、はいはいと聞き流されてしまいますし、あなたの成績や数字を理解しているわけではありません。まずは、給与決定権のある方と対等もしくは話をよくしている上司に伝えるのが、ベストです。それでもダメなら直接給与決定権のある方に伝えましょう。それでもダメなら社長に直接言いましょう。

ワンマン社長であれば、直接言いにきた心意気で即OKを出すことは大いにあり得ます。

しかも、一人ひとりの給与額をすべて把握している社長は基本いませんし、

一人の給与を仮に月1万円増やしたところで年間12万円です。会社の規模にもよりますが大した金額ではありません。

とはいってもほとんど話したことのない社長に交渉するのはかなりの勇気がいると思うので、まずは権限や発言力のある上司に交渉してみましょう。そのために嫌い・苦手上司であった場合でも友好関係を築くように日頃から努力を必要です。

交渉時の注意点として、

給与アップが最大のテーマ、お金がすべてといった人物に映らないように注意し、能力を正当に評価してほしい、実績や数字、職務内容等での会社への貢献度を見てほしいためだという会社目線を持ちつつ、交渉しましょう。そのために自分をプレゼンできる自信をつけておきましょう。

 


 

次に、重要なのがタイミングです。

給与交渉を成功させるためにはこれが一番重要です。

売上が落ちている、数字が良くない時などは言うまでもありませんが、

交渉しやすいタイミングというものを見定めて行いましょう。

具体的には、同僚と比べ圧倒的に数字が良かった時や決算が良かった時

また、プレゼンや提案が通った時、新たなプロジェクトを立ち上げたときなど、会社にとってプラスな結果や事が起きた、起こりそうな時が最適です。特に若手社員の場合は後者の未来に向けての取り組みを行う際は交渉すべきです。意欲的で熱意を感じさせ成功させるといった強い意志の表れを示す意味や自分にプレッシャーを与えるという意味でも給与アップ交渉がうまくいきやすいです。また仮にうまくいかなかったとしても、成果を上げれば次回はかなり高確率で上げることができます。

 

補足になりますが、

会社で大きく給与を上げることはできません。

同僚や先輩、他部署の方の給与を調べ、社内の相場を理解し現実可能な数値を示し、

日々一生懸命働いている姿を見せることが重要です。

周りから「えっ?」と思われている人は上司の方も同じのような思いです。

 

最後に

勇気や覚悟、行動によってお金はついてきます。

お金持ちのほとんどは一部を除いて才能に恵まれていたり、能力が高いといった人ではありません。起業する、投資する「勇気」「覚悟」を持って、「行動」に移した方です。

冒頭でもお伝えしましたが、最初からあきらめない、やってみないと分からないですので、

「勇気」と「覚悟」をもって、「行動」してみましょう。もしうまくいかず、現状に不満があるのであれば、転職し給与を上げることも可能です。

(転職するにも「勇気」「覚悟」「行動」が必要です。)