Tamiは自由なんだよ
久々の子供についてのお話。
長女はTamiは小1の5月くらいからハッピー不登校になり、学校も巻き込んで毎日創作活動やらリアル社会見学やら、自由な日々を過ごして、突然正月明けから張り切って学校に行くという面白い一年を過ごしました。
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さて、最近はと言いますと相変わらず普通に学校に行く日々。
コロナで学校が休みになった最初の二週間ほどは自由登校がOKだったので、自由に学校に行き、好きな勉強や創作、読書をして、お弁当食べて帰ってくるという、、学校が嫌いなわけではないが自由でいたいTAMIとしては夢のような日々を過ごし、自粛期間中は私よりも次女の面倒を見れるほどに成長し、二人とも日々時間が足りないほど大忙しの日々を過ごし、自粛後は2日一回お昼まで登校、、そして最近は毎日登校、、そして明日からは給食も再開し、7時間授業になります。
こうやって書くとコロナを体験した小学生たちはそれはそれはめまぐるしい学園ライフですよね。。
それで、最近は相変わらず学校は嫌いじゃないんですが、ちょっとした嫌なことってたくさんあるじゃないですか。例えば、マスクの付けっ放しが嫌、給食が嫌い、体育が憂鬱、嫌いな科目が苦痛、、やっぱりランドセルは無駄に重いとか。。毎日学校に行ってると、そういう嫌なことって当然あるわけですが、前ならもっとはっきり拒否反応を起こしていたのが、最近は嫌だ、、、と顔を曇らせながらも、諦めるかのようにその状況を受け入れているんですよね。
決まってることだし、仕方ない、みんなやってるし我慢するしかない、、そんな雰囲気。
みなさんはこういう状況どういう風に見ますか?大人になってきたな。こうやって社会に順応するんだな、って思いますか?
私は、違うと思うんです。
順応することって重要じゃないと思います。
順応することより、自分の意思をしっかり持つことの方がずっと大事だと思うんです。
それで最近のTAMIの様子としては本来のTAMIらしくないというか、当然のように順応しようとしているのがちょっと気になり、夫婦でも話し合いました。
とは言え、TAMIが自分で決めてることやし、、このまま見守ればいいのかな、、とも思ったり。。。
ただ、一つこれだけは改めて伝えようと思い、TAMIに伝えました。
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私「TAMIは自由なんだよ。」
T「そうなの?」
私「TAMIは自由って知らなかった?」
T「そんなこと考えたことなかった」
私「ほかの子たちが普通にしてることや先生が言ったことも自分でちゃんと考えて決めていいんだよ」
T「たみちゃん、そのこと絶対に忘れない」
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実はハッピー不登校になる時、散々TAMIと自由について語り合っていたので、まさか自分の自由について忘れているとは驚きでした。ハッピー不登校からは学校に行くことも全部自分で決めているし、なんでも自分で決めることを当然の権利と思っていると思っていたんですが、、どうやらしっかりと順応しちゃってた??ということなのかな??
でも、、、そうですよね。まだ7歳。
子供って順応の天才なんてよく言われますが、これって良くも悪くも、、なんですよね。
子供も大人も、、皆自由だ!!!皆に自分で人生をデザインできる権利はある!
普通学校の教育を全て否定するわけではありませんが、みんな一緒に、同じペースで同じ内容を、落ちこぼれることもなく吹きこぼれることもなく、という空気はいかがなもんかな、、と思います。
苫野一徳先生のおっしゃる通り、自由の相互承認を学べる場所ではあってほしい、と願います。
今は特にコロナの影響で決まりごとが半端なく多い。。。夏休みもほとんど無し。。。自由とはかけ離れた日々、。。(先生も大変や涙)でも、、だったら、家庭学習でいいじゃんと思うんですよね。
明日からの給食も私語禁止、そんなんだったら午前授業で心配なら、宿題出してくれる方が全然ええやん。。。
兎にも角にも、今日伝えたいのは、、子供はびっくりするくらい順応しちゃいますよ、奥さん!!ということ。
私たち親のできることは見守ることではありますが、それと同時に、常に自由の扉は開いてるんだよ、あなたは自由に人生を描けるんだよ、、ということを伝えることも重要なのかも、、と思います。
「TAMI ちゃんそのこと絶対に忘れない」
とても強い意思を感じました。