最前列の安田汁、すごい迫力の「死の笛」 その1
去年からずっと展開してきたチームナックスのソロプロジェクト第2弾、「ファイブ デメンション2 」略して「5D2」のラストを飾るのは、満を持しての安田顕さん。
結局私は5人のうち、4人まで観ることができた。惜しかったのは、4番目に行われた音尾琢真さんのLIVE。
何度エントリーしても抽選に外れ、涙を飲んだけれど、他のメンバーはそれぞれの個性を目いっぱい発揮して楽しませてくれた。
そう。ソロプロジェクトだから、何をやっても良いわけで。
リーダーの森崎博之さんは、農業タレントでもあるので、農業にちなんだリトル芝居やコント、知識を増やせるレクチャーなど。戸次重幸さんことシゲさんは、自分で脚本書いて演出して出演までした、ホラーがかった芝居。大泉洋さんは、ピアノの弾き直しがすでに伝説となった武道館でのリサイタル。
見られなかったけれど、音尾さんはライヴハウスでギターを弾いて、オリジナルの曲を沢山歌ってくれたらしい。・・・観たかった。
そして、安田顕さんことヤスケン。
やっぱりね。
ヤスケンらしい。芝居が大好きなヤスケンは、きっとそう来ると思った。しかも役者に徹した2人芝居。お相手は、以前共演して惚れこんでしまったという林遣都さん。
坂元裕二さん作、水田伸生さん演出という豪華なラインナップ。間違いない座組。
久しぶりの草月ホールも楽しみだったけれど、発券したのは本番前日の夜。
流行り病の影響で、延期や中止になった場合、発券していない方がその後の対処が簡単だったため、直前発券が習慣になってしまっていた。
コンビニで発券して、目を疑った。
「さ・・・最前列?」
ウソでしょ?
そんなことある? 家に帰って座席表をネットで検索。
「一応一列目だけど、行ってみないとわからないもんね」
ぬか喜びするのは止めにして、いざ当日草月ホールへ。