国立近代美術館での大竹伸朗展は、狂喜の大コレクションだった!!

画像1 大好きな国立近代美術館で、大竹伸朗展を見たよ。いつも、大胆な企画で楽しませてくれる近代美術館だから期待大!
画像2 そもそも。会期前にたまたま前を通りかかったら、すでにこんな風になってた。ええっ!!って思い、絶対に行かなくちゃと開催日を楽しみにしてたよ。字の中にネオンが施されてるから、夜になると光ってこれまたステキ。
画像3 大竹さんは、ご自分を「BUG男」なんて呼んじゃうくらいに、とにかく色々な引き出しを持ってる方。コラージュあり、オブジェあり、もちろん一般的な絵画あり、と何重にも楽しませてくれたし、コーナーを移動するごとに驚きの連続だったよ。とにかく、ものすごいエネルギー。
画像4 これは、有名な文字も作品。よく町中でこのデザインのTシャツ着てる人を見かけるけど、「あ、大竹さんのだ」と一目でわかる独特の書体。微妙に規則を逸してるとこが新鮮で、だから印象に残るわけね。間違えようが、ない。うん。
画像5 実は実は、今回一番驚いたのは、このような作品が私の心に響いたこと。こんな作品を描きつつ、エネルギッシュなコラージュなども手掛けてるなんて、一体人生何回同時進行? って思っちゃう。16年ぶりという個展は、たくさんの人で賑わっていたけれど、広い会場なのでこうして好きな絵の前で佇むことも許されて、ほんとに幸せだった。
画像6 このような作品も、たくさんあったよ。じっと細部まで見つめると新しい発見が、また。そして、少し下がって全体を見渡すとその一つ一つが融合してこれじゃなくちゃいけないバランスを生み出してるの。遠く、近く。どちらでも、どこからでも楽しめる。そして、撮影OKなのも嬉しいじゃないの! こうやって後からでもじっくり楽しめる。もちろん、実物に触れるのが一番だけどね。
画像7 おまけだよ。瀬戸内海に浮かぶアート島、直島に行った時に訪れた大竹さんの直島銭湯「I♥湯」ね。入口からして、もうわくわくしちゃう。建物全体がコラージュなんだよ。しかも、本当に銭湯として営業してるってんだから、驚き。
画像8 ここは南国? と錯覚しそうな樹木から、ツリーハウス? と思うような屋根の上にさらにそびえるお部屋から、度肝抜かれる。これだけ賑やかに飾りつけられているから、建物自体はあえて白ってのが、またおしゃれ。
画像9 もちろん、銭湯好きな私は入りましたよ。私が行った時は、外国人の人と私だけで、ほとんど貸切り状態。ああ、もったいない。中も見なくっちゃ。男湯と女湯の間の天井近くに大きな象さんがいるし、中央にしつらえた湯舟の底にも、宝石のようなモザイク状の物が施されていてずっと入っていたかった。その思い出を胸に近代美術館で大竹さんを満喫した私でした。

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