やらっちとの距離は、近くなったの? 遠くなったの?(推しの屋良朝幸さんのビルボードライブ横浜)その3
9月に行われたビルボードライブ横浜でのパフォーマンスで、またまた新しいタームに入ったと思われるやらっち。
ビルボードは、東京、横浜ともに食事もできる大人のライヴ・レストランと言う位置づけで、法人契約システムも導入されているから、接待に使われることもある。
東京の会場には、他のアーティスト目当てで数回お邪魔したことがあるけれど、いつもステージに夢中で、ライヴレストランとして(アーティストのファンとしてでなく)楽しんでいるお客さんがどの程度いるのか、観察したことはない。
横浜は、この日が初めて。だから、どんな雰囲気になっていくかわからなかった。やらっちのことを知らないお客さんは、今日のステージ気に入ってくれるだろうか、などと親戚のおばちゃん状態になっていた。
そんなことを思っていたのは、開演前だけ。始まったら舞い上がってしまい、それどころではなくなってしまった。
それでも、見たところ皆やらっちのッファンのように思えた。
私は、ステージを見下ろす2階席だったのだけれど、1階席の人たちも曲を楽しんでいるように見えた。テーブルの上にドリンクや料理が乗っているけれど、そちらを目当てに来場したのではないような雰囲気。
「ビルボードのステージであんまり踊る人いないと思うけど、僕は踊っちゃうから~」
とやらっち。
いつもと変わらないキレのあるダンスを見せてくれた。サポートに入ったダンサーとの息もぴったり。41歳になったやらっちだけど、まだ全然行ける。
そのダンスっぷりを見ているだけで元気になれるから不思議。
なぜだろう、と考える。
それは、あんなにニコニコして楽しそうに踊っているけれど、陰では考えられないほどの努力をし、レッスンを積み重ね日々鍛えているんだろうな、と思うから。
その見えない力は、無言のエール。
色々頑張ろう、という気になってくる。これが、エンタメの底力なんだと思う。