シェア
かるぱっちょの旅日記
2022年5月28日 18:03
*前回の物語はこちらから!!!!! 2018年8月15日午後4時。人気のない、暗く細い裏路地。スラム街の入り口としては十分すぎる雰囲気に、圧倒される私たち。闇の世界に引き寄せられるように、奥深くへ。「明らかにさっきまでとは違う。太陽の光が少ない。もうすでに真夜中みたいだ。」 考え出せばキリのない心配事から目をそらし、私たちは入り組んだ路地を歩き続けました。 人がすれ違えることがやっとの
2022年7月16日 20:36
※前回の物語はこちらから!!! 2018年8月16日、午後18時半頃。突然ムーディから12万円を請求され、もはや彼の支配下にいた私たち。それでも払うわけにはいかない、と必死で続けたハリボテの嘘。しかし、いとも簡単にそれらをかわし、私たちをATMに誘導するムーディ。「何とかこれで引き下がってくれ。」そう願いを込めて、差し出した2万円。それで納得したかに思われた次の瞬間、ムーディは私の胸にかけてい
2022年7月30日 20:20
※前回の物語はこちらから!!! 2018年8月16日、午後7時半頃。詐欺師ムーディのアジトにて、彼らの言いなりに行動するしかなかった私たち。完全な支配と、強固な主従関係。そこから必死に抜け出そうと、私たちはムーディから携帯電話を借り、宿のオーナーに助けを求めました。一方のムーディは私たちが電話をしたその履歴から、宿の情報を調べることを目的としていました。手に入れた情報から私たちを追い回し、全財