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子どもの症状を見逃さないで!夜間救急から始まった入院生活


2回目の投稿ですが、やや不穏なタイトルでごめんなさい。笑

わが家では最近、2歳の長男と7か月の娘が立て続けに体調不良となり、その結果、娘が夜間救急に行ってそのまま入院することになりました。

この出来事から、親の判断のタイミングが子どもの健康にとって非常に重要だと再確認しました。

ほんと、行って良かった!夜間救急!!


【この話は2025年1月末の出来事です。】


1   始まりは2歳の長男の体調不良

最初に具合が悪くなったのは2歳の長男でした。典型的な風邪の症状である発熱、咳、鼻水がありましたが、数日で回復しました。しかし、その後、7か月の娘の具合が悪くなりました。

子育て家庭はあるあるですよね。1人倒れると、その病が次々とリレーされていくという…笑 我が家もそのリレーに(不本意ながらも)参加してしまったというわけです。

2   おやおや?娘の異変

娘は熱はありませんが、ピーピーと苦しそうに呼吸するようになりました。初めて聞く音だったので、色々と調べてしまいました。

"乳幼児 呼吸 ピーピー"
(ちなみに、ピーピーは本当に可愛い音。鼻の奥に小鳥を飼っているのかと思うくらい)

喘息っぽいのかな〜と思いましたが、やはり夜になるにつれてその音がより目立つようになり、翌日小児科を受診しようと決めました。

翌日、小児科では「気管支喘息の可能性がある」と言われ、血中酸素濃度も低い数値でした。(95を下回るとよくないとか?それを下回る93〜94でした)

(↓咳についてまとめてくださった小児科のHPを見つけました。咳にもいろいろあるのね。参考までに。)

その後、吸入をしても大きな改善は見られませんでした。医師からは「夜に悪化する可能性があるので、呼吸数をチェックしたり、苦しそうな様子が見られたりしたらすぐ夜間救急に行ってください」と助言を受け、ドキドキしながら夜を迎えたのでした。

医者の言う目安

・呼吸数が60回/分 (1秒に1回ペース)
  →40回でも速いから注意⚠️
・苦しくて寝られない
  →肩で大きく呼吸していたら❌
・ミルク、おっぱいが飲めない
  →水分・養分が摂取できていない


3   夜間に見逃せないサイン

その日の夜、お風呂上がりの娘の肌がとても白かったので「何かおかしい」と感じました。だってお風呂上がりなのに、赤らんでない!血色悪い!!

夫に言ったら、
「そうかなー?いつもと同じじゃない?」
え、ほんとに??ほんと???

確かに最近、お風呂はパパが入れてくれてるし、なんなら子供の様子を見るのは、とっても得意な夫なんですよ。できるようになったこととか、すぐ見つけてくれます。

「ま、気のせいかなー」

…と思ったけど、直感型の私はドキドキが止まらない。なんかそわそわ通り越して、ゾワゾワする。

ひとまず、 #8000 に電話で相談しました。
#8000  って知ってる?病院行くべき?様子見で大丈夫?迷ったら一旦かけてみよう。状況を相談員に説明しているだけで、今の状況を客観的に見ることができる(気がします)

相談員からは「顔色が悪いという症状は、喘息の所見にも当てはまるので、受診することをおすすめします」と言われました。分かっちゃいたが、最終的な判断は、やはり保護者。

「迷わず行けよ!行けばわかるさ!!」
子どもの専門家が、保護者に寄り添ってその背中を押してくれるのが#8000なのかもしれません。

そこで分岐点。【行く?】【行かない?】

午前中に受診した小児科の先生が言っていた、「夜間救急を受診する目安」と見比べると…

呼吸数が60回/分 (1秒に1回ペース)
  →その時は51回まで上昇⤴️【❌】

こういう時、ぴよログにメモっておくと安心。

苦しくて寝られない
  →苦しそうだけど寝れてる【⭕️】
・ミルク、おっぱいが飲めない
  →咳でむせるが普通に飲める【⭕️】


ということで、❌1つしか当てはまらなかった。
…いやいや、1つあてはまるなら充分じゃないか!
…しかも、筆者も顔色もおかしいと思ったんじゃないか!

夫にも
「救急行って(大袈裟だなぁ)って思われるくらいなら大丈夫ってことなんだから、親の安心のためにも行った方がいい」と言われ、夫に2歳児を任せ、意を決して車を走らせたのでした。

4   夜間救急での診断と入院の決断

夜間救急では、やはり血中酸素濃度が低く、吸入してもまったく改善しませんでした。(この時は93〜94)当直の小児科医からは、喘息だけでなくRSウイルスの可能性も指摘され、点滴を打ちつつ、鼻吸いもしつつ、ウイルス検査もしつつと、3つを並行して行いました。

その結果、RSウイルス陽性が判明しました。

あれ?RSウイルスって、そんなに強いやつだっけ?
…はい、そうなんです。

結果、酸素濃度の低下や呼吸の苦しさを考慮し、そのまま入院することになりました。

20時に家を出てから、病室に案内されたのが翌2時。

待ち時間はかなり長かったけど、しんどいのは娘。
最後までしっかり診てくれてありがとう、お医者さん。

5   あらゆるタイミングを逃さないこと


子供の異変に気づいたら、迷わず行動することが大切です。夜間や休日など、「様子を見てもいいかな?」と思いがちですが、そんな時は、このnoteを読んだことを思い出してください。

迷った時でも、親の直感に従って行動することが、子どもの命を守るためには必要です。毎日見ている親の直感って、やっぱり凄いと思いますよ。今回の私もそうでした。

小さな子どもは自分で「苦しい」と言葉で伝えることができません。親が異変を見逃さずに行動できるかどうかで、結果が大きく変わる可能性があります。

夜間救急や#8000を利用することは、迷惑なことではありません。むしろ、これらのツールを活用することで、私たちは安心感を得られますし、何より子どものためです。そう思うなら、動きましょう!

その小さな一歩が、結果的に子どもの命を守る大きな一歩になるかもしれません。


…と、こんな事を書いていながら、実はまだ入院中でして、筆者は絶賛付き添い生活中です。ヒューヒュー言いながらも、気持ち良さそうに寝ている我が子の顔を見れて、本当に安心しております。

あとは、本人の治癒力を信じて、早く良くなることを願うばかりです。

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