＜すぐ試せる⁉＞パス度チェック
私たちトランスジェンダーは、
どっちの性別で見られてるんだろう？…と
よく気にします。永遠のテーマですよね。
MTF＝「女性」に見られたい。
FTM＝「男性」に見られたい。
ちなみに私は、
日によって変わったり、
「どっちだろう？」と惑わせるの好き…
っていう
一番腹黒いタイプです（笑）
その人のジェンダーによって
見られたい性別は異なりますが、
望む性別に見られている度合いを
「パス度」と呼んでいて
低い・高いと表現している人が多いです。
「〇〇ちゃん、パス度高いよね～」
今日はそんなパス度を確認する手法を
試しやすさ（★5段階）と共に紹介します。
※これから紹介する方法の中には、ケースやその場の流れ、空気感によっては他人に不快感を与えるおそれがあります。万が一、トラブルに発展しても自己責任でお願いします…。
お手洗いに入る
＜試しやすさ：★★☆☆☆＞
これはトランスジェンダーなら
誰しも通る道かもしれません。
しかしこの方法は
SRS済みだと試せません。
身体的性別に対応した
お手洗いに入室している訳ですから
法的には何ら問題ありませんが、
周りに不快感を与えたり
最悪トラブルに発展するケースも…。
くれぐれも気を付けましょう。
＜パス度が高い人によくある事案＞
入ってきた人が石化する。
表札を確認しに戻っていく。
ガン見、チラ見される。
自分が出るまで入ってこない。
「ここ男子（女子）トイレですよ」と指摘される。
etc…
どこの地域のトイレで試すか？によっても
全然反応が違います。
それこそ渋谷なんかでやっても
見慣れてる人が多いので
あんまりリアクションがありません。
お手洗いで忘れ物を届ける
＜試しやすさ：★★★★★＞
お手洗いで忘れ物を収拾し、
係員さんに届けるまでがセットです。
＜ 私の体験談 ＞
私「すみません、忘れ物を届けに来たんですけど。
”お手洗い”にこれが置いてありまして…」
（ここで、あえてどっちのトイレなのか言わない事が肝）
駅員「あっ、忘れ物ですね～。ごめんなさい、えっと、だん…じょ、だん、じょ・・じょ、えっと、どっちのお手洗いですかね？」
私「あっ、ごめんなさい、男子トイレです。」
これならSRS済みの方でも
誰でも試すことが出来ます。
一般の男女トイレを使うのに
抵抗があるのであれば、
友人がトイレで収拾したものを
友人と一緒に届けに行く…ですとか
共用トイレにも
忘れ物はありますし、
色々とやり方はあります。
ただ係員さんからすぐに性別を判断されたケースだと「ありがとうございます～。」とだけ言って預かられる事になるので、結局どっちと思われたんだ…❓とモヤモヤする結果になる可能性もあります。
銭湯で渡されるカギ
＜試しやすさ：★☆☆☆☆＞
銭湯に行く事自体の
ハードルも考えて★1としました。
特にスーパー銭湯なんかに行くと
脱衣所ロッカーのカギを
受付で渡されるシステムのお店があります。
この時、どっちの性別のカギを渡されるか？
これで判断する手法です。
ただ、これも受付の人との
会話がありますので、
声パスに自信がない方は、
友人に受付を任せる等、
工夫をすると良いです。
レジ/レシートを活用する
＜試しやすさ：★☆☆☆☆＞
これは昔から有名な手法で
誰にも迷惑かけないのもポイント。
ですが…、
筆者調べでは現在、CoCo壱ではレシートに男女記載がない模様（？）
最近はこういったご時世もあり、レシート表記している店舗は随分少なくなったようです。まだ表記しているお店があると聞くので、探してみるといいかもしれません。（有識者の方、コメント欄でぜひ教えてください…）
ネットで見ていると、
レジを覗き込む手法もあるんだとか。
レジ機にはこういうボタンがあり
どれくらいの年齢層で
どの性別の人が
どんな時間帯に
何を購入したのか…❓
というマーケティング情報の取集や、
万が一犯罪が起きた時に、
犯人の足取り（買い物歴）を掴む際の
補助的な情報として利用されているものです。
ただ、お店によっては
覗き見が難しいのと、
適当に押している店員さんも
居るそうなので…ｗ
タクシーに乗る
＜試しやすさ：★★★☆☆＞
タクシーに乗ったら、
メーターをぜひ見てみてください。
機種によって表示のされ方などは異なりますが、
男女入力のボタンがあります。
しかし…最近のタクシーメーターでは
採用されていない機能なので、
地方の古いタクシーだと当たりやすいかもしれません。
ただ、面倒だからと
男女ボタンを押さない運転手さんも多いです。
なお、乙女塾さんが紹介されていた、
後部座席のタブレットにて流れる広告が性別によって違う…
というデジタルサイネージの技術を
応用する例がありましたが…
残念ながら、行政指導を受けてしまったため
４年程前に廃止されています。
ティッシュ/チラシ配り・声掛け
＜試しやすさ：★★★★★＞
よく飲み屋街などに行くと
居酒屋の人が外に出て
「お姉さん、焼き鳥とかどうですか❓」
「お兄さん、しゃぶしゃぶどうですか❓」
とか言ってますよね。
こういった人たちは、
パッと見て性別・年齢等を判断して
声掛けや、配り物をしています。
（※悪質な声掛けにはくれぐれも気を付けて…）
＜私の体験談＞
係員「突然すいません～、脱毛とか興味ありませんか？」
私「はい～？」
（あぁ…SRSもあるし、ちょっと聞いてみるか）
係員「いま施術後にアンケートに答えて頂くだけで、3回分の脱毛を無料で受けて頂けるキャンペーンをやっていまして～」
色々話して結局行くことにしたんですが、施術自体とても良く、実際に無料だったんですが、ちょっと違和感を感じて店員さんに聞いたら、まさかの「女性限定の脱毛サロン」でした…。声掛けをした係の人からも全くそういう説明が無かったのでビックリしました。（確かに女性に限定して話しかけてる前提だから、説明する必要もないものね…((苦笑
ナンパ
＜試しやすさ：★★☆☆☆＞
この方法はMTFさんOnlyですが
正直、お勧めはしません。
理由はナンパには、されやすい服装や
髪型があるからです。
エリアによって
こういう系統の方がナンパされやすい…
とかがあります。
ナンパされやすいファッションは
広く一般的には量産型などと
呼ばれるファッションで
かつ、ロングヘアです。
女装のYouTuberさんが
よくナンパ企画をやっているので
服装など参考にしてみたらと思います。
私の体験談ですが、
ぶっちゃけ今はナンパされないし、
女装してた頃のほうがよっぽど
ナンパされやすかったです。
それはなぜか？
ホルモンやってない頃って
女の子に見られたいから
必死に色んな準備をしますよね。
骨格・顔でバレたくないから
長いウィッグするし…
がっつりメイクするし…
丸みのあるフォルムの服を着るし…。
でもホルモンの変化が出だすと
特に私の場合は
がっつりメイクもしないし、
スカートとか
ワンピースとか
ふわふわ・もこもこ着たりとか
そういうのしなくても
性表現が出来るようになるから
着なくなるんですよね。
（夜職の方は別ですが…）
だから必然的に
ナンパされにくくなります。
女装店に行く
＜試しやすさ：★★★★★＞
試しやすいですが、
これは結構、難易度が高いです。
だいたいそういうお店は
受付の人も女装なので
見抜くレベルが段違いです。。
私も一回だけ
池袋のOWLというお店で
「あの…女性じゃないですよね？」
と言われたことがあります。
※女性は利用できないから
また、女性も利用できるお店だとしても
利用料金が違うお店もあるので
（女の子クラブ等）
女装子か、純女か判別する必要があるので
受付の人はホントに尊敬します…。
外観のパス度だけでなく、
声パスも完璧じゃないと
受付嬢を惑わすのは至難の業です（笑）
ランダム通話アプリ
＜試しやすさ：★★★★★＞
これは声パス度も
同時に測ることができます。
代表的なアプリと言えば
「斉藤さん」ですよね！（笑）
プロフィールを女性にして
接続しに行けば
男性と100%繋がります。
ただ、そこから切電されずに
電話を続けられるかは…((ry
（※エ〇が苦手な方は気を付けて）
電話越しだと
声の感じが変わったりもする事もあるので
その辺の具合もあるかも。
コンピューターで診断
＜試しやすさ：★★★★★＞
どれくらい
当てになるかはさておき
一番すぐに試せる方法です。
Microsoft社の
パワーポイントを使う方法
「代替テキストを表示」
↓
「代替テキストを生成する」
を押してみると…
髪が短い時の写真を使ってみましたが
こんな感じで自動生成してくれました。
（よかったぁ…）
また、写真から
性別を診断するAIのサイト
なんかもあるようです。
同じ写真で試してみると…
年齢はさておき、
何枚か試しましたが
性別はまぁまぁな精度でした。
ただ、マスクや
サングラスをしていると
ガクッと精度が落ちるようです。
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さて、いかがだったでしょうか。
皆さんも色んな体験があるかと思いますが
ぜひコメントして下さいね❣