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学級崩壊恐怖症を乗り越えるために


 

○はじめに


 今日も今日とて、学級崩壊する夢を見たT.Puです・・・。

 これ、大丈夫なんですかね??実は精神的に参っちゃってるのかな・・・。こんなに毎日見るってなんだか不自然すぎる気がします・・・。



 昨日、学級崩壊恐怖症を発症したことを報告する記事を書きました。そして、それを乗り越えるために出した結論がとにかく勉強するということでした。

 そんなにたくさん勉強できたわけではありませんが、その成果を発表し、最終的に自分がどうするか具体的なアクションプランを考えていきたいと思います(これを書いている時点ではまだ結論は出ていません)。

 ちなみに、勉強する際にはたくさんのnoterさんの記事を参考にさせていただきました!長い教師経験から得た知識はどれも大変興味深く、目から鱗の情報ばかりでした!今後とも参考にさせていただけたらなと思います!

 それではよろしくお願いします!!


○学級崩壊の予兆&クラスの現状評価

 

 ◇子どもの言いなりになっている

 これは・・・、「ほぼない」ですね。一応、「今日テストする?」とか聞きはしますけど、最終的に決定するのは私です。今まで、子どもの意見に引っ張られて言ったことを変えたことはないですね!


 ◇言っていることがコロコロ変わる⚠️

 これは、「少し心当たりあり」です。
 テストすると言ったのに、習熟の状況を見て「やっぱり今日は止めとこう」ってなったことが何度かありました。気をつけなくてはなりません。

 

 ◇規律が守られていない⚠️

   これも、「少し心当たりあり」です。
   最初に比べて、大分緩んできました。再度、規律の確認はしたほうが良いか
   もしれません!!


 

 ◇子どもをえこひいきする


   これは「全くない」です!!


 

 ◇ルールを守っていない子を周りが注意しない⚠️

 これも「ない」です。周りがめちゃくちゃ注意します。
 けれど、最近注意する子と、される子でトラブルが起こることが増えました。
 これって普通なんでしょうか??ちょっと気をつけなくてはいけないかもしれま
 せん。

 とりあえず、いつも注意してくれてる子には「無理しなくていいよ。どうしても聞かなかったら先生に頼って」とは言っているのですが。


 

 ◇「えー」という声が上がる⚠️⚠️

  これ「結構ある」んですよ・・・。最近・・・。まずいかもしれません。
  「言ってることをコロコロ変えた」とき
  「子どもにとって、気が乗らない提案をした」とき
  こういう声が上がります。
  毎回、笑って誤魔化していますが、その時私が感じたことをしっかり伝えた
  方が良いのかもしれません・・・。
  「先生も一生懸命考えて、提案しているんだよ。みんなも一生懸命考えたこと
  に『えー』って言われたらどう思う??」って。

 

 

 ◇先生の否定語が多い

  これは「全くない」です!!

 

 ◇内職を始めている⚠️

  これは・・・「授業中はない」です。  
  今うちのクラスでは絶賛折り紙ブームなのですが、授業始まってもまだ折り紙
  が机の上に残っていたりします。その都度注意はしています。
  「君たちが作る折り紙は大好きだけど、メリハリをつけれないんだったら禁止
   しなきゃいけなくなっちゃうよ・・・。悲しい。」って。
  若干脅し気味です。よくないのかもしれません。

  

 ◇発表者が固定されている

   これは、固定化しないように意識してます。だから「ない」です!!

 
 

 ◇笑顔が少ない

   笑顔だらけです!「ない」です!でも、私がつまらない授業をしたら児童の
  顔が死にます笑笑

  

 ◇指示が一回で通らない⚠️⚠️

  これ、最近「結構ある」んです・・・。叱ったら一時的にはピシッとするのす
 るのですが、ちょっと時間が経つとまた緩みます・・・。
  規律の確認、もっとしっかりやった方が良いかもしれません。


 

 ◇ペア活動がギクシャク

  見た感じですが、「ほとんど無い」です!


 

 ◇友達同士の交流が少ない

  これも見た感じですが、「全くない」です!!




○評価を受けてのアクションプラン


 こうやって、自分のクラスを評価してみると結構やばいような気がしてきました。なんと⚠️の数が8個もあります・・・。

 これは何らかの手を打たないとまずそうですね。そのための具体的提案をしていきたいと思います。

 

□助けを求める

 まずはこれですよね。相談しないと!そうしたら、何かしらの知恵や力を貸してくれるはずです。早速相談してみます!!

□子どもにとって、「先生の言うことを聞かないで済んだ」と言う経験を増やさない

 注意したのであれば、責任を持って反省させなくてはいけませんよね。小言を言うだけ言って、何も行動を起こさなければ、「先生の言うこと聞かなくても大丈夫」って勘違いさせることに繋がります。
 なので、反省カード的なものを作ろうかな・・・。
 
 ・どうしてそんなことをしたのか
 ・どうしたいのか
 ・先生の助けは必要か
 
 工藤勇一校長の問いかけを参考に!!
 善は急げです!作ってみます!

□話を最後まで聞いてもらう

 私が話している時、発表者が話している時、黙って話を聞くことを改めて徹底しなくてはいけませんね!
 良き学習集団を作るためには必須事項です!

□マイナス言葉を自分が使わない。使わせない。

 今まで、「えー」とか「先生、変ー」とか言う言葉を笑って見過ごしていました。でも、実は結構傷ついています。だから、その旨をしっかり伝えようと思います!

□学級会を開く

「人が反乱を起こすのは、元々持っていた自由(既得権益)を奪われた時である」

 私が読ませていただいたnoterさんの記事に書かれていたことです。

 「確かに!!」

 って思いました。だから、今まで許していたことをいきなり禁止にするのではなく、学級会を通して、児童たち自身に自分達の方向性を決めてもらおうと思います!
 
 そして、ありがたいことにうちのクラスでは学級目標が定着しています。だから、それを参考に話し合ってもらおうと思います。



○最後に・・・


 学級崩壊を防ぐための手立てを考えてみましたが、皆さんどうだったでしょうか??

 中には非現実的なものや、逆効果になりうるものもあるかもしれません。そう言ったものがありましたら、ぜひアドバイスよろしくお願いします!!



 そして・・・、散々アクションプランを考えておいて何ですが、このような具体的な取り組みを考えるのと同時に、このような考えが頭をよぎっていたんです。



「あれ・・・。俺、子どもたちのこと信じてあげれてなくね??」



と。

 私は「学級崩壊を防ぐ」という気持ちばかりが先行して、子どもたちを否定的に捉え、何とかコントロールしようとしていました。

 しかし、学級崩壊って子どもとの信頼関係がきちんと築けていればそもそも起こりようがないですよね??

  


 「この先生の信頼を裏切るわけにはいかない」



  こういった気持ちを子どもにもたせられれば最強です。それはきっと、どんな恐怖にも、どんな厳しいルールにも、どんなに優れた実践にも勝るのだと思います。学級崩壊防止に最も効力があるのだと思います。

 だから私がまず実行すべきことは、先ほど挙げたアクションプランなんかではなく、今一度児童を信じることです。信頼することです。どんな時でも、子どもたちが成長するということを信じ抜くことです。

 私には、子供を「信頼する」と言う勇気が欠けていました。

 それを自覚できただけで、この記事を書いた価値があります!!

 というわけで・・・、初心を思い出すために、”親愛なる教師目指して頑張る新人T.Pu時代の記事を読み返してきます!!



 ここまで読んでくださって、ありがとうございました!!

 

 







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