怒りの大元
人にはそれぞれ、「怒りのスイッチ」がある。スイッチを入れられると、もう、どうにもならない。
怒りのスイッチには、その人の、生まれてきた役割のヒント、が隠れている。
そこにもの凄く反応して、怒りとして現れてくる。
自分が日頃、どんな事に腹を立てているか。
どんな言葉に反応しているか。
抑えきれない程の怒りが出た時、いったい何に反応したのか。
一人の時間のある時に、じっくりと観ていくと、そこに、自分が生まれてきた目的が、観えてくる事がある。
自分の奥底にある、強い想い。
どうにもならない、抑えきれない想い。
この為に、生まれてきたのか、と。
ただ、不思議な事に、それが分かってしまうと、
もう、そこにこだわらなくなる。
「生まれてきた目的」だなんて、すごい大事なことなのに、
それをするかどうかは、「今の自分」に選択権がある。
それを必ずしも、やる必要はない。
もの凄く重たかった、肩の荷が、
スッと下りる。
あれ程の強い湧き上がる想いを、コントロールすることが、出来るようになる。
気付きさえすれば、もう、その怒りに、振り回されることはない。