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【DX】現代ビジネスの要諦:インサイドセールスの力

メゾンVAVELをご覧いただき誠にありがとうございます。
住宅会社に人材育成や営業支援のコンサルティングを行っている私の元には様々な相談が寄せられます。

今回は、中堅ビルダーのマネージャーから『インサイドセールスを進めるか悩んでいる』との相談がありましたので、本記事では相談内容を基に、インサイドセールスの必要性について、深掘りしたいと思います。

さらに詳しくインサイドセールスについて学びたい方は、コチラの書籍をオススメします!


2020年に発売された書籍になりますが、セールスフォースとビズリーチのインサイドセールス部隊を作り上げた茂野氏が、インサイドセールスについて解説しています。

〈このような方にオススメ!〉
▶︎非対面で効率的に成約させるコツが知りたい。
▶︎インサイドセールスの正しい指標を知りたい。
▶︎インサイドセールスを立ち上げたい。
▶︎インサイドセールスへの転職を考えている。
▶︎インサイドセールスのマネジメントを知りたい。


よろしければ、103号室の相談内容も合わせてご覧ください。

インサイドセールスとは何か?

近年、ビジネス界で注目を集める"インサイドセールス"ですが、実は1900年代にアメリカで生まれた営業手法だと言われています。

国内で時差が存在するほどの広大な国土を誇るアメリカにおいて、フィールドセールスで全ての営業活動を行うことは物理的に難しく、非効率です。

そのため、電話などによるアプローチを行って、少ない営業リソースで、より多くの顧客に接する方法が生み出されました。

そして、このインサイドセールスが日本国内で認知され始めたのは2007年頃となります。

Googleトレンド【検索ワード:インサイドセールス】

Googleトレンドで、サービスが提供された2004年〜現在までの検索傾向を確認してみると、2007年頃から検索需要が生まれ、2015年頃からは検索需要が上昇し、2022年にはピークに達しています。

では、そのインサイドセールスの真価とは一体何なのでしょうか?

インサイドセールスの概要からその必要性、具体的な取り組み方法まで解説し、ビジネスにおける新たな成功の鍵を握る手法に迫っていきます。

インサイドセールス or テレアポ

インサイドセールスは、冒頭でも述べたように、営業活動をオフィス内で展開し、電話やオンラインメディアを通じて顧客とコミュニケーションを図る手法です。

このアプローチは、従来のフィールドセールスと比べて効率的であるだけではなく、迅速かつ効果的な結果を生み出しますが、テレアポと混同されるケースが多々あります。

確かに、インサイドセールスも電話によるアプローチを行いますが、テレアポとは全く別の『目的』『成果指標』『時間軸(効果測定期間)』を持っています。

インサイドセールスとテレアポの比較表

 1.『目的』の違い

▶︎顧客育成(ナーチャリング)
インサイドセールスとテレアポの"電話を通じて顧客との接触を持つ"という部分は同じですが、インサイドセールスは、電話を通じたコミュニケーションで顧客育成(ナーチャリング)を行うことが一般的な目的とされています。

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