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始まりと終わり。の第六十一首

第六十一首
やわらかな朝の光に包まれて、
桜紅葉が落ちていきます。
─── 音無桜花

2023.10.13.


日課にしている朝のジョグ&ウォーク。

早朝の空気の温度はもちろん、射し込む朝日の強さも夏のものとは違ってきました。
景色は冬に向かって透明感を増しています。

それと共に夜明けの空の明るさも澄んだ色に変わり、日差しからギラギラしたものが失われてきました。


一日の始まりに、紅葉した桜の葉が命の役割を終えて落ちていきました。

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