【漫画メモ】僕は妹に恋をする／青木琴美

※ネタバレややあり。

頼(より)は双子の妹郁(いく)を抱くとき
何度も「顔を見せて」と言います。
もっと顔が見たい、声を聞かせてと……。

その後の回想シーンで
郁への想いを抑えるため
身代わりにした楠(くすのき)を抱く頼は
「声出さないで」と言い放ち
顔を見ないように行為を続けます。
大好きな郁を想いながら……。

あぁ、なんて、なんて
女心をうまーく満たしてくれる漫画なの？

もちろん、郁目線での話。
楠の立場で見れば、頼は最低最悪の男です。

でも、恋する女心は、いい人なんて求めてない……。
恋する女の子はみんな
「私にだけ」が好き……。

あれ？ 性格悪いの私だけですか？ 笑
独占欲の強さと性悪さが、バレバレ？ 笑
でも、きっと私と似た感性の女性もたくさんいらっしゃるはず。
この記事にグッと来た方は、たぶん私がおすすめする恋愛ものは大体お好きだと思いますよ♡

映画も観ましたがもう何年も前なので、書けるほどは覚えていません。でも漫画が原作の映画にありがちな不自然さは、あまり感じなかったような気がします。松本潤さんがカッコよく、榮倉奈々さんが可愛くて、絵になる感じだったかと。ただ榮倉奈々さんって長身でスタイルが良いので、小柄でガーリーな郁とはちょっとイメージが違うかなと思いました。全体的な雰囲気は良かった気がします。