【気まぐれエッセイ】ようやく外れたブレーキ
育てたものが大きく大きくなって
自分の手を離れていくのはいいの。
土台を自分でつくっているから。
それは、私を中心に、水面のように輪が広がっていくイメージ。広がれば広がるほど遠くの方までは見えなくなるけど、私から派生したものであることは間違い無くて、辿れば必ず私に繋がる。
でも私は、まだ何もカタチがない時点で
"私"という人間が自身の手を離れていくのがどうしても嫌だった。考えてみれば、事務所に入って芸能活動をするということは、そういうことだった(今は随分変わってると思うよ