現実と芸術を紡いで自分の物語はできていく。
現実と、芸術はそれぞれ糸で
それらを紡ぐのが自分。
紡がれていくのが、人生。
芸術の糸だけでも、現実の糸だけでも
自分という物語は紡がれないのだろう。
現実の糸だけで生きてしまうというのは、
盲目的に生きているのだ。
恐怖によって、頭が固められてしまって
人が新しいことを生み出すのは
とても自然なことなのに
それがストップして
ただ時のみが過ぎていくので
それでもそれを人生だと勘違いしてしまうのだ。
芸術の糸だけ。
これは、本当はあり得ない。
芸術は常に現実が先行しているのだから。
それによって生まれる
新たな衝撃ゆえ
人生が動いてゆく。
現実の糸を、芸術が先に進め
現実の糸のターンがやってきて
それを芸術のターンで進める。
人生は、それの繰り返し。