認知症介護で倒れないために! 東洋医学薬剤師鍼灸師おススメの疲労速攻解消法

認知症の方の家族介護は、大変な重労働を伴います。長期間にわたる介護のカギは介護する方の健康維持にかかっています。
それは肉体疲労と精神的疲労の両面で、いつまで続くか分からない不安との葛藤(かっとう)とも言えます。
東洋医学は物心両面(ぶっしんりょうめん)から、気の生命エネルギーを高めてこの困難に立ち向かう力をつける生命医学です。
体の疲れはその日のうちに取りましょう! 肉体疲労は足裏の土踏まずにある足心(そくしん)ツ出ます。毎日の入浴時に足心ツボをゆっくり手の指で片足ずつ揉むと体が柔らかくなり、元気を取り戻します。
心の疲れが溜まると介護うつを招くことがあります。 ストレスは背中の左右肩甲骨の間にある心兪(しんゆ)ツボに出ますから両方の肩甲骨を開くようなストレスを1分行いましょう。!
苦の中にいて楽をみる、というのは考え方を明るくポジティブに保ち、今の苦労にとらわれない考え方です。
1日の内たとえわずかな時間でもいいので、体をいたわり休息を確保して、自分の楽しみのひと時を持つということは大切です。長期間にわたる認知症介護をする人にとっては、このことが最も重要なカギとなることを知りましょう。
心と体の健康維持に必要な栄養素はタンパク質・ビタミン・ミネラル・食物繊維のバランスのとれた食事と考えます。そのためには和豆魚肉のタンパク質と、野菜海草キノコ類のごはん定食をおすすめしています。和定食は日本人にはぴったりの健康長寿食といえます。

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