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加藤航介 Kay Kato
2024年7月24日 19:50
「寄贈寄付」についての続き記事です。前回記事はこちら。<寄付についての法律はどうなっているの?>さて、寄付という活動について、その法律での扱いどうなっているのでしょうか。実は、つい最近まで寄付を規定している法律はありませんでした(ただし政治資金規正法など政治関連の寄付についてだけは法律で定められていました)。2022年12月16日に、寄付の定義までをはっきり定めた法律、不当寄付勧誘防止
2024年7月22日 23:50
続き記事です。前回の記事はこちらさて、前回はテーマである「遺贈寄付」についての大枠を書きましたが、そもそも「寄付がどうして社会的に必要なのか」を考えてみましょう。短くまとめるとこうなります。「民間が活動する市場の原理の限界と、政府が活動する公助の限界のため、社会課題の解決にはソーシャルビジネスが必要であり、その活動の原資が寄付であるから」長いっすかね。すいません。このお題を考えていくに
2024年7月21日 18:07
皆さん、遺贈寄付ってご存じですか?なんじゃそりゃ、という方が多いのではないかと思います。遺贈とは、自分が亡くなった時の財産を、法定相続人でない誰かに譲る行為です。そして、これに寄付を合わせた言葉が「遺贈寄付」です。具体的には、亡くなる前に遺言書で寄付をきめておくことと、もしくは相続人が相続財産の一部を寄付すること、です。寄付先は、寄付を財源に社会問題解決に向けて活動をしているNPO団体