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【連載企画】どんなダイエットをしても細くなれなかった女の子が街行く人が無意識に振り向いてしまうほどの美しいモデル級の体型を手に入れた話⑤

前回の第4話はこちらから👇

久しぶりの再開

姉が試行錯誤を繰り返し、それでも全然痩せられる未来が見えずほとんど諦めかけていた頃。
僕は約1年ぶりに実家に帰省し、久しぶりに姉と顔を合わせることになりました。
それから今まであったつらい話を聞かせてくれて、姉は明らかに疲れた表情でした。
そして、もうこれ以上姉を悲しませたくないという気持ちになっていきました。

「大丈夫。必ず痩せさせる。」

つらそうな姉の姿を見て、逆に僕が強く決心しました。

それでも今までの経験から、ダイエットに苦手意識を抱えていた姉は、
「私でも続くの…?」
「筋トレとかめっちゃ嫌いだし、、」
と、初めはかなり不安そうでした。

しかし、僕が教えたいと思っていた方法は、筋トレはほとんどしなくていいし、まずは軽いトレーニングをやるだけでいいと伝えました。
諦めそうになったら励ますし、必ず継続できるようにサポートする。

そう話すと姉は、涙をこぼしながら僕に向かって言いました。

「やっぱり綺麗になりたい」
「必ず痩せてあいつらを見返したい」

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それから姉には毎日の食事の記録を送ってもらいました。
はじめに姉の食事記録を見た時には衝撃を受けました。

え、ダイエット中にこの食事をしてるの!?

たしかに普通の人からすると痩せそうな食事かもしれません。
しかし、決して痩せやすく太りにくい食事内容ではなく、むしろ太りやすくなりそうな食事でした。
そんな食事をしている姉に僕は、持っている知識をすべて注ぎ込み、全力でアドバイスをしていきました。

「え、こんなに食べていいの!?」
「こんなに運動軽くていいの!?」

最初はまったくと言っていいいほど信じてはくれませんでした。笑

満腹近くまで食べて、少しの運動で痩せる。
たしかにこの方法は非常識のように感じるかもしれません。万人には受け入れがたい方法かもしれません。

「でもとりあえず俺を信じて」と姉を説得し、一緒に頑張っていくことを決めてくれました。

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アドバイスを開始してから3日後の早朝にいきなり姉から電話がかかってきました。

「今体重測ったら1キロ減ってた!!」

それを聞いて僕も
「1キロも!?よかったじゃん!!」
と心から喜びました。

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そこから5日後の夜に再び姉から着信があったので、また痩せた報告かな!と思った僕は、
「お、何キロ減った!?」
と思わず聞きました。

しかし姉はしばらく黙ったままでした。
凍ったような沈黙の時間が流れ、

「ごめんなさい、、」

姉は静かにそう呟きました。

「友達と外食しちゃって絶対太ってる…。」
すっかり気落ちし、すごく不安そうな声でした。

「全然1日くらい大丈夫!」
「明日からまた一緒に頑張ろ!」
僕は必死に落ち込んでいる姉をなだめて、なんとか気分を落ち着かせました。

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しかしそれからも
「我慢できず夜中にアイス食べちゃった、、」
「また食べすぎたかも、、」
などと電話がきたりして、すべてが計画通りとはいきませんでした。

それでも、僕と一緒にダイエットを始めて1週間後、

「1.8キロ減ったよ!」

はしゃぐような姉の声が聞こえました。

なんだかんだで姉は、1週間で65.5→63.7の1.8kg減を達成しました。

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これなら続けられそう!
頑張ってみる!

それからも教えた通りの食事と簡単な自宅でのエクササイズを続けて行ってもらいました。
ちょっとしたルールに気をつけるだけで、まったく太ることはなく、その間旅行や飲み会などのイベントもありましたが、みるみると体重は落ちていきました。

そして僕とダイエットを始めて2ヶ月で、
なんと

-7.5kgを達成しました!

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その日は久しぶりに姉と会う約束をしていました。
カフェでコーヒーをすすりながら待っていると、

「ごめん!お待たせ!」

後ろから声が聞こえてきたので、振り返った瞬間に僕はあまりの衝撃で言葉を失いました。


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