給湯室は、恐怖の空間だった
いま、とーちゃんの背筋が凍っている。
冷や汗が、タラーっと、
こめかみから一本筋を引いたのは、気のせいだろうか。
男性の皆さん! 言葉には、とにかく気をつけよう。
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かーちゃんの、日記で思い出したことがある。
今から、30年以上前のはなしである。
今でこそ、ふざけたおっさんになっている、とーちゃんにも、
まだ、社会人として、新人の時期があった。
当時、とっても真面目だった、とーちゃん。
女性の先輩方に、「背中に、定規が入っている~!」と言われたり。
男性の先輩方には、
「マンガの”いっしょけんめいハジメくん”みたいだな。」
と、言われたりした。
でも、その反面、「お前のこと、嫌いなやつ、いないんだよなぁ。」
とも、言われたりした。
これには、喜んでいいのか、よくわからんかったので、
お笑いの、ザブングル加藤の「悔しいです!」バリの表情で、
「ウレシイデス!」
と、こたえていた。
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その、社会人として新人の頃、
女性の本当の恐ろしさを知る、
ある、できごとがあった。
若手社員で、飲み会に行ったときのこと。
先輩の女性社員が、給湯室での恐怖話を教えてくれたのだ。
話はそれるが、
今、このnoteを読まれているあなたは、
男性だろうか?女性だろうか?
男性は凍りつくのだが、
女性は当たり前でしょ!、
となる話しらしい。(30年前は)
さて、話しを戻そう。
「今日、〇〇課長のお茶に入れたんだ!」
「え~!私、先週入れたよ、頭きちゃってさ!」
???この女性社員同士の話し、なんだろう?
と思って、いっしょけんめいハジメくんは、
興味津々の好奇心で、聞いた。
「何を、入れたんですか?」
酔っ払い、顔を赤らめた、
いつもは可愛らしい、聖子ちゃんカットの女性社員から一言。
「醤油!」
ひっ、ひえ~~~!!!!!
恐怖。チャッキー、貞子、キャリーの世界じゃん。(←ごめん知らんかも)
そのあと、いっしょけんめいハジメくんは、
お姉さまがたに囲まれ、
給湯室の恐怖話を永遠と聞かされたのだった。
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給湯室は、男性社員が知らない世界。
今では考えられないが、
当時は、お茶を女性社員が出してくれることが、当たり前の時代。
給湯室という場は、女性社員同士が、様々な情報交換を行う所らしい。
松田聖子さまの、「 ♪ 秘密の~花園 ♪ 」(←古っ!)なのだ。
今の時代、お茶入れとか、まず無くなったよねー。
サンキュー、バリスタ!
男性社員の皆さん、よかったね。
書いていて、先日観た映画「ぐるりのこと」の、
定食屋のワンシーンを思い出しちゃったよ。
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最後に、男性の皆さん(特に若い世代の男性)に、一つだけ書いておくね。
会社では、女性社員に嫌われたら、大変だよ。
代々、先輩から後輩へ、語り継がれてゆくからねー。
本当に、言動には気をつけよう!!!
これは、かーちゃんにもきいて、同じことを言われた。
間違いない!!