Boi Taull Skimo Championship day9 〜vertical race〜
遠征15日目
7:00起床
昨日の疲れから朝から体が重い。
布団で少し体をストレッチしてからシャワーを浴びる。
ゼッケンをワンピースに貼り、着替えを済ませて8:30朝食へ。糖質の高いものを選んで食べる。
10:00スキー場へ。既にU18の女子がゴールしており、速報で日本の選手は最下位。それくらい世界はレベルが違う。11:00にU20からも日本男子選手が世界に挑んだが、最下位から2番目でゴール。
世界はユースの層が厚くそれぞれが育っている。ユースが少ない日本には競い合える選手がいなくレベルの差が歴然でそれを裏付ける結果だった。
u18女子では昨日同様、中国の選手が優勝。アジアでもヨーロッパに通用することを証明してくれる誇らしい結果。日本も続かなければいけない。そして追い越さなくてはいけない。
ウォーミングアップをゆっくり流す。「昨日の疲れをスタミナに変えるイメージをしながら動く」
星野コーチからアドバイスをしていただき、イメージトレーニングから、疲労に変わらないうまい具合にアップをする。
11:30シニア女子がスタート。
それに合わせて強めの刺激入れをする。
最後にランでダッシュを数本行い、12:00シニア男子スタート。
体は疲労があり動かないと思ったが割と動くので前半から攻めのレースをして集団でまとまって進んでいく。
他のレースや前回のバーティカルでは全く歯が立たなかった選手と同じ位置で競い合う。
連戦の経験や高地順応、日本チームのサポートからか、力がみなぎってくる。
終始硬い凍った斜面でひたすらプッシュのスピードレース。走ってはパワーハイクの繰り返し。ずっとアメリカとイタリアの選手と抜きつ抜かれつを繰り返す。
夏のバーティカルでは感じたことのない苦しさにより最後はもがき、自分では立てなくなるくらい出し切った。
3.1km 獲得標高+500m 27分33秒。44位。
普通に考えて速くはない。夏と同じくらいで登れないと戦えないのはタイムに出てる。
それでも競い合った選手と称え合い、全力でぶつかる苦しさ。コース横で応援してくれた海外の仲間達。これらを無くしたくないし、もっとレベルの高いところでこれらを体感したい。
もっともっと楽しまなくては!
スキーで下山して、13:00昼食を食べ、ホテルへ。
体が疲れて、顔を洗って着替えて17:00までお昼寝。
お風呂に入り、夕飯を食べnoteを書く。
明日はチーム。
スキーモがオリンピック種目になる前の世界選手権の花形の種目。
フジケンさん、小寺さん、遠藤さん、松本くん。
この4人が2人1組で、全力で20km D+2100mに挑みます。
この2日間、僕を応援してくれて力を与えてくれたみんなのために。明日は僕がみんなをサポートして日本チームのために少しでもやれることをやります。
行くぞ日本チーム!
ガンガンこっからだーい!