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#214 「Rethink Creative Contest 2024」で優秀賞をいただきました!

この度、「Rethink Creative Contest 2024」にポスターデザイン案を応募したところ、応募総数920件の中から、なんと優秀賞をいただくことができました!ありがとうございます!!

Rethink Creative PROJECTが毎年開催するこのコンテストは、「自分が暮らす地域をRethink(視点を変えて考える)し、日常の身近なコト・モノ・時間などを題材に、新たな視点と発想で地域の魅力を発信するクリエイティブ(ポスター)を募集する」というものです。誰でも参加できる、オープンなコンテストとなっています。

今年のテーマは下記の通り。

あなたの地元の
「当たり前だと思っていたこと」
「意外と知られていないこと」
「ちょっと残念なこと」
を、見方を変えて魅力的に伝えてください。

今回私が着目したのは、新潟に飛来するシベリアからの白鳥たちです。毎年冬になると、多くの白鳥がシベリアから新潟に渡ってきます。新潟県はハクチョウ類の飛来数で日本一を誇り、まさに「白鳥たちの冬の楽園」と言える場所です。その光景を、日本を訪れる外国人観光客の姿に重ねて表現しました。「インバウンド」という言葉を取り入れることで、ポスターにインパクトを与えつつ分かりやすさも高めています。

また、私がアルビレックス新潟のサポーターであることも影響しています。新潟で行われる試合に訪れる他県のサポーターが、冬の新潟を訪れた際、稲刈りの終わった田んぼに群れる白鳥の姿を見て驚き、SNSに投稿しているのをよく見かけます。新潟に住む私たちにとっては日常の風景ですが、他地域の方々には驚きの光景なのです。

そんな新潟へ飛来する白鳥を題材にして、「ハクチョウインバウンド」とタイトルをつけて、実際に応募したポスターのデザインが下図になります。

実際に応募したポスターデザイン案

ポスターのメインビジュアルには、日本を観光で訪れる外国人をイメージした白鳥たちのイラストを描き下ろしました。また、白鳥がなぜ新潟を選ぶのか、その理由にも簡潔に触れています。それは、新潟が白鳥にとって「安心できる場所」であり、「豊かな自然」があるからです。田んぼや潟などの湿地帯が多く、エサとなる稲わらや落ち穂が豊富であることが、白鳥たちを引き寄せる大きな要因となっています。この事実をもとに、「新潟はハクチョウ類に愛される観光地」というメッセージを込めました。

このポスターを通じて、新潟の魅力を少しでも多くの人に伝えられたら嬉しいです。さらに今回、優秀賞だけでなく、新潟PR賞も受賞することができました。この受賞をきっかけに、新潟の魅力をより深く掘り下げていきたいと思っています。自然の美しさだけでなく、文化や食、人々の温かさも含め、幅広い視点で新潟を色々な方面へアピールしていきたいですね。

新潟にはまだまだ多くの魅力があります。それらを発信し続けることで、さらに多くの人に新潟を訪れてもらえることを願っています。そして、白鳥たちのように新潟を「選んでくれる」人が増える日を楽しみにしています。


追記:
実は過去にも何度が応募しているのですが、箸にも棒にも掛からぬ結果でございました。下図は2023年に応募したものです。庵野監督による作品の影響で、なんにでも頭に「シン」を付けがちだった世相に対抗して、「シン」より「ニイ」だろとネタを込めてみたのですが、分かりづらかったのかもしれません。

2023年はこんな感じ

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イトウタカオ
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